米Los Angeles Timesによると、11月2日に全米公開された『Bee Movie(邦題:ビー・ムービー)』が、公開2週目にして先週の1位『アメリカン・ギャングスター』を抜いて1位を獲得したという。

『ビー・ムービー』はその名の通り、ハチが主人公の作品。働きバチのバリーは毎日の仕事にうんざりしてしまい、巣の外へと冒険に出かける。心優しい人間の女性ヴァネッサと友達になれたバリーはスーパーマーケットへ連れて行ってもらうが、そこで見たモノは大量のハチミツ。「どうして人間が僕たちのハチミツを持ってるの?」。疑問に思ったバリーはハチミツ工場へ忍び込むことに。これが大騒動のきっかけとなる。

バリーのボイス・アクターはジェリー・サインフェルド

11月9日～11日の米興行収入トップ10

順位 先週順位 タイトル 興行収入
1 2 Bee Movie(『ビー・ムービー』) $26,000,000
2 1 American Gangster(『アメリカン・ギャングスター』) $24,319,015
3 - Fred Claus(『ブラザー・サンタ』) $19.225,000
4 - Lions For Lambs(『大いなる陰謀』) $6,710,000
5 4 Dan In Real Life $5,872,000
6 3 Saw IV(『ソウ4』) $5,010,000
7 6 The Game Plan $2,410,000
8 - P2 $2,200,000
9 5 30 Days of Night $2,100,000
10 7 Martian Child $1,750,000

この結果を受けてドリームワークスのアン・グローブは「『ビー・ムービー』はこのホリデイシーズンに見るべき価値のある作品だということを、今週末の成績が証明しています」とコメントしている。

ラッセル・クロウ、デンゼル・ワシントン主演、リドリー・スコット監督の『アメリカン・ギャングスター』は先週から順位を落として2位。トム・クルーズ主演の政治スリラー『Lions For Lambs(『大いなる陰謀』)』は初登場で4位と苦戦を強いられている。

『ビー・ムービー』の日本での公開は2008年1月26日。

ヴァネッサを演じるのはレネー・ゼルヴィガー。その他にもサラ・ジェシカ・パーカーの夫であるマシュー・ブロデリックやジョン・グッドマンらがキャスト陣に名を連ねている

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