全日本空輸(以下、ANA)は2008年4月1日、「ANAマイレージクラブ」の大幅なリニューアルを実施する。「距離・時間・価値を楽しむ」という3つの視点からプログラムを改訂。国内線特典航空券の交換に必要なマイル数が、従来の全国一律から区間距離やシーズンに応じて変動するほか、マイルの有効期限が延長される。

国内線特典航空券の交換マイル数は、現在全国一律15,000マイルだが、リニューアル後は区間距離やシーズンに応じて変動。変動幅は11,000~23,000マイルとなっている。これに伴い、特典航空券の利用できない期間も廃止される。また、マイルの有効期限も「利用した年の翌々年の年末まで」から「36カ月後の月末」に延長。たとえば2008年の12月に利用した場合、従来の有効期限は2010年の12月末だが、リニューアル後は2011年の12月末となる。

このほか、ANAプレミアムメンバーになるための新基準「プレミアムポイント」が2008年1月より導入。従来のポイント計算に運賃や搭乗クラスなどに応じて付与される「搭乗ポイント」を加算して決定する。