洋酒情報満載のニンテンドーDS向け実用ソフト『バーテンダーDS』が27日、エレクトロニック・アーツより発売となった。このソフトは3部作シリーズ「お酒選びの新ツール」の第3弾商品で価格は2,980円。厳選された国内外の200種類以上の洋酒情報をベースに、約800種類のカクテルレシピを収録しているという。ちなみに第1弾は7月発売の『ソムリエDS』、第2弾は8月発売の『酒匠DS』。ワインを扱うソムリエDSや日本酒をはじめとした和酒を紹介する酒匠DSは、お酒の産地や味わいなどの解説、料理との相性説明に重点を置いており、レシピ収録をしたのは今作が初。ワインや日本酒とは異なり、シェークしたりステアすることで完成するカクテルならではの内容といえるだろう。

『バーテンダーDS』(2,980円)

2カ月ほど前に担当したソムリエDSのレビュー記事では、「レストランにはソムリエがいるから、ワインについて覚えようとしなかった」とワインに詳しくない理由を書いていたが、「じゃあカクテルは詳しいのか? 」と聞かれれば、答えはやはり「No! 」である。理由は、「だってバーにはバーテンダーがいるんだもん」。

同伴の女性にいいところを見せようとして、カクテルの「ダイキリ」を誤って「ダイリキ」とオーダーしてしまう男性の話は有名(!?)。そう、カクテルの名前って覚えにくいのだ。だから私は最初から覚えることを放棄している。バーにはカクテルの専門家であるバーテンダーがいるのだ。「フルーツ系の泡ものが飲みたいです」や「ハーブ系のすっきりした強めのカクテルが飲みたい」などとリクエストすると、大抵は飲みたかった味わいのものが出てくる。

しかしバーに行っておいしいものを飲めば飲むほど、家でもおいしいカクテルが飲みたくなる。最近では缶のカクテルでも高品質な商品が多く登場しているのだが、時には自分でつくってみたい。それに、バーテンダーがシェーカーを振る姿ってかっこいいんだもん。私もやってみたい!!