JR東日本はこのほど、鉄道博物館(埼玉県さいたま市)にSuica・PASMO・モバイルSuicaによる決済サービスを導入すると発表した。
鉄道博物館は10月14日、埼玉県さいたま市に開館。鉄道をテーマとした日本最大級のジオラマ「模型鉄道ジオラマ」(利用料は無料)や、3人乗りで1周約230メートルの軌道を運転できるアトラクション「ミニ運転列車」(利用料は200円)、D51 / 新幹線(200系) / 山手線(205系) / 京浜東北線(209系) / 東海道線(211系)が運転できる「SL運転シミュレータ」(利用料は500円)などが注目を集めている。
Suica(またはPASMO・モバイルSuica)によって利用できるサービスは、入館料の支払いと館内施設等の予約。入館料の支払いは、館内入り口付近に設置されている機械に手持ちのSuicaを登録した後、入館口でSuicaをタッチ。すると入館料金(大人1,000円・子供500円・幼児200円)がSuicaで支払われる。なお、Suicaを持っていない人向けには、貸し出し用のICカード(事前に入館料の支払いが必要)が用意されている。
また、Suicaを使った予約が実施されるのは、「模型鉄道ジオラマ」「ミニ運転列車」「SL運転シミュレータ」の3施設。館内にある予約機に入館時に使用したSuica、または貸し出し用のICカードをかざし、情報を登録すると予約が完了。利用料はSuicaで精算される。ただし、「運転シュミレータ」のうちD51以外は予約が不要となっている。