パーク24はこのほど、東武沿線の時間貸駐車場「タイムズ」にて、交通系ICカード「PASMO」による決済サービスの導入を発表した。その第1弾として、23日より東武東上線「志木駅」から徒歩3分の「タイムズ新座志木」にて、サービスを開始する。
パーク24はこのほど、東武鉄道と電子マネーによる決済サービスの利用について合意したと発表した。これにより、東武沿線上にある時間貸駐車場「タイムズ」において、交通系ICカード「PASMO」による決済サービスが導入されることになる。
実際のサービスは、東武東上線「志木駅」より徒歩3分の「タイムズ新座志木」にて23日から開始される。年内には、東武沿線上に5カ所の設置を見込んでいるという。これにより、現金決済のわずらわしさから解放されると見込んでいる。
同社はこれまで、消費者の利便性向上を目指して「Suica」「Edy」などのICカード決済導入に、積極的に取り組んできた。今回はパーク&ライド(自宅から最寄駅近辺の駐車場に駐車、そこから公共交通機関に乗って通勤する方法)に注目し、都心部から離れた駅周辺の駐車場におけるサービスの充実として、東武沿線上における「PASMO」決済サービスの導入を決めた。
今後の目標として同社企画担当は、「電子マネー決済サービスが時間貸駐車場で利用できることを、認知している人が少数なのが現状。これからは、ポイント加算など、何らかのサービス価値をつけ、利用向上につなげていきたい」としている。