コンビニエンス・ストア大手のエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)は15日、プリペイド式電子マネー「Edy(エディ)」の店頭発売を来週中にも再開することを明らかにした。一般向けに60,000枚を用意する予定で、同社では「おサイフケータイへの需要が高いことから、今後の動向を見極めながら配布枚数を調整していきたい」と話している。

Edyはビットワレットが運営する電子マネーで、同社は2002年から全店舗(1276店舗、今年4月末現在)で導入した。なお現在、Edy全体の月間の利用件数の約1割をam/pmが占めている。今年1月末からは、Edyの販売額を315円から630円に変更して販売を再開したが、予想を上回る人気で配布枚数の3,000枚を完売。2月末には販売を一旦休止していた。

315円で販売していたEdyカードについては、12月31日までに店頭に持参すれば、預かり保証金としてのデポジット315円が返却される。同社は「am/pmでEdyを使って決済する顧客のうち、おサイフケータイが25%、その他Edyカードが75%。今後もおサイフケータイを利用する顧客が増えると考えており、おサイフケータイとのバランスを考えながら、Edyカードの販売を進めていきたい」としている。