静岡県は、静岡県立美術館で「ボックスアート プラモデルパッケージ原画と戦後の日本文化」展を開催する。同県は全国プラモデル出荷額の85%を占める日本一の生産県とされ、今回の展示会はプラモデルの歴史を総体的に紹介するほか、特別講演会や親子模型教室も開催される。
プラモデルのボックスアート展では、プラモデルの草創期から現在に至るまで世に送り出された、時代を代表するプラモデルのボックスアート約160点が展示される。また、戦中、戦後の教材模型からソリッドモデル(木製模型)を経てプラモデルが誕生する過程を各種資料で紹介するという。あわせて、懐かしいプラモデルの数々や、国内を代表するモデラーによるジオラマ作品も展示される予定。同県では、「本展は、戦時下の視覚文化が戦後どのように継承されていったのかを、ボックスアートというメディアをとおして検証する初の試み」としている。
開催期間は、4月7日(土)から5月20日(日)まで。毎週月曜日が休館日に設定されているが、ゴールデンウィーク期間中の4月30日(火)から5月6日(日)は無休となる。開館時間は10時から17時30分(入場は17時まで)。観覧料は、一般・大学生が900円、小・中学生と高校生が400円。
また、同美術館の講堂にて4月22日(日)に開催される特別講演会では、講師に田宮俊作氏(タミヤ代表取締役社長)と工藤健志氏(青森県立美術館学芸員)を招き、「戦後の日本文化とプラモデル」という演題で講演が行われる。さらに4月29日(日)、5月6日(日)、5月13日(日)にもほかの講師による特別講演会の開催が予定されている。講演時間は14時から15時30分で、聴講料は無料。申し込みは不要だが、定員252名の先着順なので注意が必要だ。
5月2日(水)と3日(木)には、同美術館の県民ギャラリーにて、親子模型教室「ダンガンレーサーをつくって、遊ぼう!」を開催。小中学生の親子(各日40組:計80名)が、タミヤスタッフよるアドバイスを受けながらダンガンレーサーの組立てと走行会を楽しめる。開催時間は14時から16時。こちらは申し込みが必要だが、参加料は無料となっている。