Samsung Electronicsの子会社で、独自仕様の半導体洗浄装置を製造している韓国の半導体製造装置メーカーSEMES(京畿道天安市:もとはK-DNSと称し、SCREENとSamsungの合弁会社)の営業秘密が中国企業に再び漏洩したことが明らかになった。

韓国の水原地検防衛事業・産業技術犯罪捜査部は、産業技術保護法違反、不正競争防止および営業秘密保護に関する法律違反(営業秘密国外漏洩)などの疑いで中国大手半導体製造装置メーカーの韓国子会社A社の代表取締役B氏と設計チーム長の2人を拘束起訴したと1月19日明らかにしたほか、同社関係者9人を同じ容疑で不拘束起訴したことを複数の韓国メディアが報じている。

韓国の検察によると、A社は2021年10月から2023年4月にかけてSEMES退職者から得た半導体洗浄装置の図面と工程レシピなどを活用した洗浄装置を製造して中国の親会社に輸出しようとした疑いがもたれているという。

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