みなさんは、『ワンピース』と聞くと何を思い浮かべるだろうか。

連載もアニメ放映もゆうに20年を超えている、いうまでもなく、日本を、いや世界を代表する超超超超大人気作品だ。 著者のなかでは、とにかく勇気と元気をもらえる作品という位置づけ。登場人物のセリフには幾度となく励まされ、手に汗握るストーリーに涙し、大笑いし、前に進む気持ちをもらえている。

しかし、そんな『ワンピース』が持つ魅力はひとつではない。触れる人によって幾通りもの世界観が広がっているのだ。今回は、複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」で開催中の「BUSTERCALL=ONE PIECE展」に潜入した。

  • 「BUSTERCALL=ONE PIECE展」12月27日(日)まで開催中 ※画像クリックで公式サイトへ

200以上の個性が爆発した『ワンピース』アート

「BUSTERCALL=ONE PIECE展」はその名の通り、『ワンピース』をモチーフにしたイラスト・造形物・音楽・ファッションといった作品の展示会。山本寛斎の生前最後となるアート作品が飾られているなど、国内外を合わせて200以上のアーティストが参加している。

果たしてどんな世界が広がっているのか、期待に胸を膨らませながらいざ入場!

  • 入り口をくぐり抜けると、めちゃデカな電伝虫がお出迎え

……お?

……おお?

………おおお?

……おおおおお!?
なんだこのアーティスティック過ぎる作品たちは!?

会場内には膨大な数のアート作品が。そして、そのどれもが独自のコンセプトで作り出されている。なかには、「これってワンピースなの!?」と思うほど異彩を放つものも。

アーティストごとの世界観がこれでもかと詰まった作品たちは、不思議なことにまとまりを保ちながら展示されている。何だか異世界にワープしたかのような錯覚を覚えてしまう。

『ワンピース』と“自由”の融合

固定概念をぶっ壊されて混乱を隠せない著者。すると、ルフィが便器に顔を突っ込んでいる展示の前で、本イベントの運営スタッフと遭遇。

著者

ものすごいモニュメントですね。いい意味で親近感があるというか……。私、金曜日の夜から土曜の朝にかけて、この状態なことが多いです。

  • 青春を表現したモニュメント。たしかに青春だったなあ……

スタッフ

(苦笑)。そうですね、この『BUSTERCALL=ONE PIECE展』に展示されている作品はすべて、各アーティストが“自由”に作っているんです。あるのはただひとつ、『ワンピース』というテーマのみ。なので、どういった作品が出てくるのか、イベントをプロデュースしている私たちも分からなくて。ほとんど手を加えず、アーティストが込めた想いをできるだけそのまま表現しています。

著者

それってリスキーな気もしますけど、めちゃくちゃ面白いですね……!まさに副題にもある通り、“自由”だなって感じがします。

  • mr.0のテーマソングを制作したアーティストも。表現の方法はひとつとは限らない

スタッフ

昨年、ロサンゼルスと上海の2都市でこのイベントを開催しました。ロサンゼルスでは、ほとんど飛び込みに近い形で出展したのですが高い評価をいただいて。

著者

そして、満を持しての日本での開催ですね。

スタッフ

当初はもう少し早い時期に予定していたのですが、コロナ禍の影響を受け、今回やっと開催に至りました。副題にある“受け継がれる意志 人の夢 時代のうねり 人が「自由」の答えを求める限りそれらは決して止まらない”というのは、そういった背景を経たメッセージになっています。

  • フィギュアと映像を組み合わせた空間も

著者

深い……。たしかに未曾有の状況だからこそ、“自由”とか“夢”について考える機会が増えた気がします。そもそもどうして『BUSTERCALL=ONE PIECE展』の開催に至ったんですか?

スタッフ

『ワンピース』というコンテンツのタッチポイントを増やしたいという想いからですね。もちろん世界中で大人気のタイトルではありますが、原作コミックはまもなく巻数が三桁に到達しますし、今後は新たな接点を作っていくことが課題だと思っています。『BUSTERCALL=ONE PIECE展』を通して、今まで知らなかった『ワンピース』の世界観や表現に触れてもらいたいです。

  • 故・山本寛斎による生前最後のアート作品

著者

たしかに、私のなかでの『ワンピース』といえば、たゆまぬ努力!信頼できる仲間!次々と現れる強敵たち!白熱の戦い!みたいな感じだったんです。でもこの作品たちを観ると、それだけではまったくないというか。アーティストの数だけ世界があって、観覧者の数だけ感じ方があるなと思いました。

スタッフ

正直なところ、『ワンピース』ファンの方のなかには『この表現は違う!』といった批判が出ることも予想しています。しかし、それもひとつの“自由”だなと。このイベントでは、どんな流れで作品を観てもいいし、写真を撮ってもいいし、SNSにアップしてもいい。とにかく“自由”を追求しているんです。様々な形で彩られた『ワンピース』の姿が観たい方は、ぜひご来場いただけると嬉しいです。

お気に入りの世界観をあなたのもとへ

まさに“自由”を具現化したような本イベント。会場では、好きなシーンやキャラクターを選んで自分でTシャツにプリントするコーナーも。アート作品の鑑賞はもちろん、自分の手で作品を作る体験まで味わえるのだ。私は「百計のクロ」にしよう。

しかもこのイベント、なんと入場無料!ただし、新型コロナウイルス感染拡大の防止という観点から、入場制限は設けられている。日時を指定した事前予約が必須なので、公式サイトからチェックしてみてほしい。

公式サイトから入場予約する

また、プレミアムバンダイでは一部アーティストの作品を数量限定で予約受付中。フィギュアからファッションアイテムまでラインナップされており、イベント会場でも同コンセプトの作品を観られる。「これほしい!」と思ったらそのまま予約・購入できるのも嬉しい。

  • キャラクターのセリフが織り込まれたオリエンタルな雰囲気のスカーフ

  • 「ONE PIECE BUSTERCALL Scarf WHOLE CAKE ISLAND」19,800円(税込) ※画像クリックで商品ページへ

  • 展示で「かわいい!」と思ったフィギュアも予約販売中

  • 「ONE PIECE BUSTERCALL Devilish NAMI」8,250円(税込) ※画像クリックで商品ページへ

  • デザインはもちろん、質にもこだわったファッションアイテムは私生活でも着用しやすい

  • 「ONE PIECE BUSTERCALL Tshirt GIN black」7,150円(税込) ※画像クリックで商品ページへ

  • 「ONE PIECE BUSTERCALL LS Tshirt CAESAR white」8,800円(税込) ※画像クリックで商品ページへ

  • 「ONE PIECE BUSTERCALL Socks GD orange」2,970円(税込) ※画像クリックで商品ページへ

ここで紹介したのはごくごく一部。公式サイトおよびプレミアムバンダイでは全アイテムを確認できるので、展示会に行けない方にもおすすめだ。

BUSTERCALL STOREはこちら

今までの概念を覆す『ワンピース』の新たな価値観に、あなたも触れてみてほしい。

BUSTERCALL=ONE PIECE展
~受け継がれる意志 人の夢 時代のうねり 人が『自由』の答えを求める限りそれらは決して止まらない~
開催期間:2020年11月20日(金)~12月27日(日)
会場  :神奈川県横浜市西区高島2丁目14-9
アソビル 2階「ALE-BOX」(Google Map)
入場料 :無料 ※日時指定での事前予約が必須
公式サイトはこちら

(C)尾田栄一郎/集英社 (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

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