最後に既婚で配偶者と子ども2人(小学生)の4人家族タイプ。「リビングで、家族でテレビを見る時に座れる大きなソファ」がほしい読者にオススメのソファ選びとは?
「30代後半から40代までが多いこの年代の選択肢として、多少お金をかけても長く使えるつくりのしっかりしたソファ、もしくは予算は抑えつつも大きなソファ、そんなイメージが浮かびます。前者なら、イデーではプルートがオススメです。都会的で洗練された佇まいはもちろん、背部の高さが低めので視界に圧迫感を与えないのも長所です。大人の方はソファに座ってくつろぎ、お子さんはソファに座ったり、床で遊んだり。このシートハイの低さがそんな生活に適しています。
人間工学でいうとシートハイは400~450mmが適切なのですが、このソファはあえて350mm。床で生活をすることがメインだと考えるとこのシートハイがベストになります。脚の悪い方やお年寄りは座面が低いと立ち座りの負担は大きくなりますが、リラックスしているときの姿勢を重視するのであれば、このくらいがちょうどいい。
価格はちょっと張りますが、先ほどのTMD-チヨダS01と同様、こちらは日本国内で職人が張り込みを行う受注生産品なので、経年変化で生地や中材が痛んでも張り替えもできます。実際、イデーのソファを10年以上使って張替えや中材交換のご依頼をくださるお客様も少なくないんです。
よりリーズナブルな価格帯でお探しならプレジール ソファはとても優秀なソファだと思います。先ほどのプルートにも似た雰囲気ですが、こちらは海外生産で、張り地は厳選した4色から選んでいただくなど随所で合理化を図っているのが大きく異なる点です。プルート同様、床を基本にした生活スタイルにマッチしているソファですね」
いかがだろうか? 生活スタイルによってさまざまな選択が可能なソファ。イデーでは2000年代後半から、人々のライフスタイルや価値観の変化に合わせ、一部のソファを対象に海外生産も取り入れ、張り地の種類を絞り込んである程度まとめて生産することでコストを抑えロープライスを実現しているという。
もちろん比較的安価なものでも、このイデーのケースのように、家具メーカーの工夫と努力に、クオリティも維持しつつコストダウンを実現しているソファもある。一方で、「高価」と思われがちな国産ソファも、洗練されたデザインを形にする日本の職人の技や、将来的に生地の張替えやクッション材の修理を行って長く使えるメンテナンスのために支払う初期費用と考えると、むしろエコや経済の面から見ても賢明な選択といえるかもしれない。
まずは店員さんに聞いてみよう
まずは店員さんに聞いてみよう! |
最後に迷えるソファ購入難民たちに、三嘴さんからソファ選びの基本について一言いただこう。
「ソファ選びにおいて“万人に良いソファ”は存在しません。見るべき着眼点は、自分や家族が何を求めているか、自分たちはどんな風に暮らしたいのか、そこからひも解いてソファ選びをするのがちょっと回りくどいようでも結局、早道だと思います。イデーにいらっしゃるお客様へも、スタッフがお客様との会話の中からその方にピッタリのソファを一緒に探していくという形を取らせていただいています。
価格の選択も含め、たくさんソファがあってよく分からないという方は、まずご自身が何を必要としているかがはっきりしていないのかもしれません。四六時中ソファのことを考えているのはプロか通の方だけなので、それは当たり前のことですね。お店であれば、まず我々はお客様のご要望を整理して、ソファ購入のお手伝いをさせて頂いています。
いきなりショップに入るのを躊躇われる方は、まずは自分たちの生活スタイルやソファを使うスペースでの過ごし方をイメージし、ネットや雑誌などで価格帯やデザインなど下調べをされると良いと思います。検討に値するメーカー、ブランドが見つかったら、ぜひ店頭で実際に現物を見て、どんどん座って頂ければ。そして気軽にスタッフに声をかけて手入れ方法や修理も含め、何でも質問してほしいですね。その際、設置スペースのサイズはもちろんですが、搬入経路もあるので、家の図面は必ずお持ちになることをオススメします」
今回はイデーの直営店舗とオンラインショップで、マイナビニュース読者のために特別に松井龍哉、石川直樹らの希少な書き下ろしコラムも掲載するイデーの総合カタログ(通常価格1,000円税別)が無料でもらえるキャンペーンを実施している(先着50名限定)。少しでも気になったらまずは会員登録をしてみよう。
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