今回は、人気のふるさと納税サイトの「ふるなび」と「さとふる」の違いを解説します!
ふるさと納税をやろうと思っても、返礼品がたくさん載っているポータルサイトは大小合わせると数十個もあります。その中で大御所サイトである「ふるなび」と「さとふる」ですが、違いがいまいちわかりませんよね。
実はあまり知られていない違いがあることをご存知でしょうか?この記事で解説致します!
結論を早く教えてくれ!という方に初めに各サイトのおすすめな人の特徴をお伝えします。
家電の返礼品が欲しい人は、家電の取り扱いの多いふるなびがおすすめでしょう。申し込み後すぐに返礼品を受け取りたい方はさとふるといえます。ご自身の希望にあったサイトを選ぶようにしましょう。
「ふるなび」と「さとふる」の違い!ふるさと納税サイト徹底比較
まずはこちらをご覧ください。「ふるなび」と「さとふる」の掲載自治体と掲載返礼品数、その多機能の違いを一覧にした比較表です。
サイト名 | 掲載 自治体数 |
掲載 返礼品数 |
レビュー 機能 |
キャンペーン の有無 |
サイトの特徴 | 貯まるポイント |
ふるなび | 1,408 | 617,533 | ◯ | ◯ | ・Amazonギフト券に交換できる ・後から返礼品を選べる |
・ふるなびコイン (Amazonギフトカード・PayPay・dポイント・楽天ポイントに交換可) |
さとふる. | 1,368 | 821,608 | ◯ | ◯ | ・操作性に優れている ・定期便が利用できる |
・さとふるマイポイント (PayPayポイント・Amazonギフトカードに交換可) |
実は「ふるなび」と「さとふる」はサービス開始時期がほぼ同じになります。
ふるさと納税がまだ世間でそこまで浸透していない、2015年ごろに参加したイベントで「ふるなび」と「さとふる」の担当者さんとも話をさせていただいたことがあります。
その頃からふるさと納税を見てきていますが、当時からこの2社は会社の方針が明確に違いました。
ふるなびは、運営母体が広告代理店でしたので、いかに効率よくサービスを成長させるかという点にストイックにフォーカスしていた印象です。
家電製品の返礼品を充実させるなど、当時最大手サイトのふるさとチョイスがなかなか手を出しにくい返礼品を拡充することで勢力を拡大してきました。
さとふるは、ソフトバンクグループの会社ということもあり、戦略的にサービス設計をされていた印象です。
さとふるの大きい特徴の一つが「返礼品の自社配送」です。通常返礼品は返礼品提供事業者が独自で行うのが基本ですが、さとふるだけ自社で集荷発送をしています。そのため、申し込みから手元に届くまでのスピードが早いという特徴があります。
「ふるなび」と「さとふる」のもう少し詳しい違いや特徴、メリット・デメリットはこちらで解説します。
ふるなびの特徴
出典:ふるなび
特徴 | ・Amazonギフト券に交換できる ・後から返礼品を選べる ・クラウドファンディングがある |
掲載自治体数 | 1,408 |
掲載返礼品数 | 617,533 |
貯まるポイント | ・ふるなびコイン (Amazonギフト券・PayPay・dポイント・楽天ポイントに交換可) |
キャンペーン | ◯ |
返礼品レビュー機能 | ◯ |
検索方法 | 地域・返礼品・ランキング・特集 |
決済方法 | ・クレジットカード(Visa/MasterCard/JCB/American Express/Diners Club) ・Amazon pay、PayPay、楽天Pay、d払い ・郵便振替、銀行振込 |
ふるなびは、東証一部上場企業である「株式会社アイモバイル」が運営しているサイトなので安心感があります。ふるなびにおいて納税を行うと「ふるなびコイン」がもらえます。
貯まったふるなびコインはAmazonギフト券に交換できるため、お得に利用したい人やAmazonユーザーから人気があるんですよ。他にも2024年9月現在、Amazonギフトカード、PayPay残高、dポイント、楽天ポイントなどにも交換可能です。
ポイント還元によるメリットが大きくなるため、これからますます人気が高まるでしょう。
また、ふるなびコインをもらえるキャンペーンが随時開催されるので、そのタイミングでたくさんコインを集めておき、返礼品は時間のある時にじっくり考えるのもよいでしょう。家電製品が充実しているので買い替えを検討している方は要チェックですよ!
そのほか、自治体をより直接的に支援できるクラウドファンディングもありますよ。
たくさんのメリットがあるふるなびですが、既存サービスの会員情報を使えないため、会員登録をする必要があります。手軽にふるさと納税をしたい人には使いにくいかもしれません。
さとふるの特徴
出典:さとふる
特徴 | ・操作性に優れている ・定期便が利用できる ・クラウドファンディングもある |
掲載自治体数 | 1,368 |
掲載返礼品数 | 821,608 |
貯まるポイント | ・さとふるマイポイント (PayPayポイント・Amazonギフトカードに交換可) |
キャンペーン | ◯ |
返礼品レビュー機能 | ◯ |
検索方法 | 地域・返礼品・寄付金額・寄付金の使い道 ・ランキング・特集/キャンペーン 発送オプション・発送種別・決済方法 |
決済方法 | クレジットカード(VISA/MasterCard/JCB /AMERICAN EXPRESS/Diners Club International) ・コンビニ決済 ・PayPayオンライン決済 ・ソフトバンクまとめて支払い・au かんたん決済 ・ドコモ払い・ペイジー |
さとふるは利便性の高さから、ふるさと納税サイトの中で利用率が高いのが特徴です。
決済種別や配送方法など細かい条件を指定して絞り込み検索ができるため、返礼品を探しやすいのが魅力です。
返礼品の配送料は無料ですし、最短1週間で届くので「すぐに返礼品を受け取りたい!」という場合にも便利ですよ。配送については、登録後のマイページで配送場所を変更したり、配送時期を確認したりできます。
多くの人から利用されているとあって使い勝手のよさが抜群ですよ!
また、1回の納税で複数回に分けて返礼品が届く定期便も充実しています。
米など日常的に使用する返礼品や、果物など新鮮さが大切な返礼品の利用が人気ですよ。「たくさん届いても置き場所がない」「新鮮なものをその都度受け取りたい」という場合には、定期便を活用してみてくださいね。そのほか、クラウドファンディングで地域に貢献できたり、利用者の多いPayPayポイントがもらえたりするのも嬉しいですね。
返礼品数が多いものの、麺類の取り扱い数は少ない傾向があります。また、会員登録が必要なのでふるさと納税をすぐに始めたい方にはあまり向かないでしょう。
さとふるで返礼品を探す
ふるさと納税おすすめサイト21選
ふるさと納税を始めるならチェックしておきたい、おすすめサイトランキングはこちら!
順位 | サイト名 | 総合評価 | 掲載 自治体数 |
掲載 返礼品数 |
レビュー |
キャンペーン |
サイトの特徴 | 貯まるポイント |
1 | 楽天ふるさと納税 | 4.9 out of 5.0 stars | 1,678 | 530,067 | ◯ | ◯ | ・ポイント還元率が最大31% ・ポイントを納税に使える |
・楽天ポイント |
2 | ふるなび | 4.8 out of 5.0 stars | 1,408 | 598,966 | ◯ | ◯ | ・Amazonギフト券に交換できる ・後から返礼品を選べる ・ふるなびコイン付与率UPキャンペーン多数 |
・ふるなびコイン (Amazonギフト券・PayPay・ dポイント・楽天ポイントに交換可) |
3 | ヤフーのふるさと納税 | 4.7 out of 5.0 stars | 1,700 | 1,490,486 | ◯ | ◯ | ・PayPayポイントが還元される ・さとふる/ふるなび/ふるさとチョイスが出店 ・PayPayポイント付与率UPキャンペーン多数 |
・PayPayポイント |
4 | さとふる | 4.6 out of 5.0 stars | 1,368 | 821,608 | ◯ | ◯ | ・操作性に優れている ・定期便が利用できる |
・さとふるマイポイント (PayPayポイント・Amazonギフトカードに交換可) |
5 | auPAYふるさと納税 | 4.6 out of 5.0 stars | 1,660 | 631,911 | ◯ | ◯ | ・auアカウントを使える ・特集が多い |
・Pontaポイント ※(au PAY マーケット限定) |
6 | ふるラボ | 4.4 out of 5.0 stars | 846 | 399,960 | × | ◯ | ・テレビ局が運営。Youtubeチャンネルがある ・初心者でもわかりやすいマイページ |
× |
7 | ふるさとプレミアム | 4.3 out of 5.0 stars | 288 | 128,272 | × | ◯ | ・Amazonギフト券がもらえる ・最新家電の取り扱いがある |
× |
8 | ふるさとチョイス | 4.1 out of 5.0 stars | 1,700 | 604,083 | ◯ | ◯ | ・掲載自治体数No1 ・決済方法が豊富 |
・チョイスマイル(Amazonギフト券・PayPay・ dポイント・楽天ポイントに交換可予定) ・寄付に再利用できる |
9 | ANAのふるさと納税 | 4.1 out of 5.0 stars | 1029 | 480,682 | × | ◯ | ・マイルが貯まる ・オリジナル返礼品がある |
・ANAマイル |
10 | ふるさと本舗 | 4.0 out of 5.0 stars | 139 | 49,130 | × | ◯ | ・Amazonギフト券還元キャンペーンが多い |
× |
11 | JRE MALL |
3.8 out of 5.0 stars | 633 | 227,830 | × | ◯ | ・JR東日本が運営 |
・JREポイント |
12 | マイナビふるさと納税 | 3.7 out of 5.0 stars | 380 | 177,744 | × | ◯ | ・Amazonギフト券還がもらえる ・特集が多い |
× |
13 | JALふるさと納税 | 3.7 out of 5.0 stars | 531 | 211,525 | ◯ | ◯ | ・マイルが貯まる ・オリジナル返礼品がある |
・JALマイル |
14 | 三越伊勢丹ふるさと納税 | 3.5 out of 5.0 stars | 321 | 16,729 | ◯ | ◯ | ・百貨店の敏腕バイヤーが厳選 ・定期便が利用できる |
・MIポイント |
15 | ふるぽ | 3.4 out of 5.0 stars | 174 | 120,231 | × | × | ・旅行に特化している ・後から返礼品を選べる |
× |
16 | ふるさとパレット | 3.3 out of 5.0 stars | 137 | 60,926 | ◯ | ◯ | ・コンシェルジュサポートがある ・オリジナル返礼品がある |
・東急ポイント |
17 | ふるさとぷらす | 3.2 out of 5.0 stars | 42 | 13,269 | × | × | ・地方の特色がわかりやすい | × |
18 | さのちょく | 3.2 out of 5.0 stars | 1 | 3,287 | × | ◯ | ・泉佐野市の専門サイト ・後から返礼品を選べる(有効期限なし) |
× |
19 | ポケマルふるさと納税 |
3.2 out of 5.0 stars | 55 | 2,500~4,000 | ◯ | × | ・農家さん、漁師さんと直接つながる | × |
20 | ふるスポ! | 3.2 out of 5.0 stars | 6 | 10 | × | × | ・スポーツチームに貢献できる ・差し入れができる |
× |
21 | ふるり | 0.0 out of 5.0 stars | – | – | × | × | ・自治体の情報量が豊富 | × |
※ふるさと納税事業者の選定とコンテンツ作成に関する基準 [JPG:228KB])
普段から使っているポイントが貯まるところや、返礼品の数で選ぶのがおすすめです。
ふるさと納税サイトの選び方コツ5選
ふるさと納税サイトの比較結果を見ても、自分がどんなサイトを望んでいるのかがわからないと選びようがありません。この章では、ふるさと納税サイトの選び方を紹介していきます。
あなた自身が重視したいポイントを見つけると、比較結果から自分に合うサイトがすぐわかるようになりますよ!
コツ1:サイトが使いやすいか?
なるべく使いやすいサイトを選ぶようにしましょう。使いにくいサイトでは返礼品を探す際にストレスを感じてしまうからです。
使いやすさで選ぶ際には、会員登録が必要かどうかと検索のしやすさの2点を意識してみてください会員登録が不要であれば、返礼品さえ選べばすぐに納税可能です。また、返礼品の種類や納税したい地域などから絞り込んで検索できるとスムーズに納税先を探せますよ。
コツ2:ポイント還元率が高いか?
お得にふるさと納税をしたい場合には、ポイントの還元率に注目しましょう。たとえば、同じ1万円の納税であってもポイント還元率が1%と10%のサイトでは、実質の料金が900円も差が出るからです。また、あなた自身が普段から使用しているポイントであるかどうかもチェックしてみましょう。
いくらポイントがたくさんついても、使う機会がないと意味がないからです。金銭面での負担を減らしたい方は、あなたが普段使用しているポイントがもらえて、かつ還元率が高いサイトを選んでみてください。
コツ3:お得なキャンペーンがあるか?
キャンペーンがあるかどうかも重要なチェックポイントです。キャンペーンを活用すれば、通常時よりも非常にお得に納税できるからです。具体的には、ポイントの還元率アップやギフトが当たるキャンペーンなどがありますよ。
コスパよく納税したい方は、定期的にキャンペーンが実施されているサイトかどうかを確認してみましょう。
コツ4:利用したい決済方法があるか?
あなたが利用したい決済方法があるサイトを選ぶようにしてください。いくら返礼品やキャンペーンが魅力的でも、支払いができないサイトでは納税しようがないからです。ふるさと納税サイトではクレジットカードの取り扱いは多いですが、そのほかの選択肢がないサイトもあります。
クレジットカードを持っていない方は、とくに決済方法について注意するようにしましょう。
コツ5:自治体数・返礼品数が多くあるか?
納税できる自治体数や受け取れる返礼品の数が多くあるかどうかにも注目しましょう。掲載数が多ければ多いほど、あなたが気に入る納税先が見つかる可能性が高いからです。納税先がまだ決まっていない方や「たくさん納税したい」と考えている方は、掲載数を重視してサイトを選んでみてくださいね。
【Q&A】ふるさと納税についてのよくある質問
ふるさと納税についてよくある質問に回答します。
実際に納税する際に知っておくべきことなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
複数のサイトを使ってもいいの?
複数のサイトからふるさと納税をしても問題ありません。
サイトごとに扱っている返礼品などが異なりますので、複数のサイトに登録して活用しましょう。
ただし、たくさん登録しすぎると管理が大変になるため3サイトほどがおすすめです。
ふるさと納税サイトを使うと手数料がかかるの?
サイトを利用することに対する手数料はありません。
ただし、納税する際の支払方法で銀行振込などを選んだ場合、振込手数料がかかる場合があります。
支払方法の選択画面にて、手数料がかかるかどうか確認するようにしましょう。
上限金額ってなに?
ふるさと納税における上限額とは、税金の控除が受けられる金額のことです。
通常、ふるさと納税では自己負担額が2,000円になりますが、上限額を超えた分については自己負担になってしまいます。
ふるさと納税の制度をお得に活用するためには、上限額内に収めることが重要なのです。ちなみに、寄付の上限額の目安は総所得の30%ほどです。
「自分の上限額を知りたい」という場合には、シミュレーションを行ってみましょう。以下のサイトで家族構成や年収などを入力すると、上限額がわかりますよ。
どうすれば控除が受けられるの?
ふるさと納税サイトで支払いをしただけでは税金の控除は受けられません。
いくらふるさと納税をしたのかを、確定申告を行う必要があります。
返礼品を受け取って満足せず、年度末にしっかりと申告してくださいね。また、条件を満たせばワンストップ特例制度を使うことができ、確定申告をせずに控除が受けられます。
ワンストップ特例制度を利用する場合には、申請書に必要事項を記入した上で納税した自治体に送付します。ちなみに、ワンストップ特例制度を利用するために必要な条件は以下の3つです。
まとめ
今回は「ふるなび」と「さとふる」の違いについて解説しました!
まとめると、このようになります。
「ふるなび」も「さとふる」もふるさと納税の初期の時期からサービスを開始している老舗サイトです。ふるさと納税をここまで盛り上げてきた立役者とも言える2つのサービスの違いを2つを比較しました。
どちらもキャンペーンを頻繁に開催していますので、ぜひチェックしてお得にふるさと納税を楽しみましょう!
オススメ記事
・【徹底比較】ふるさと納税のおすすめサイトベスト21を発表!
・【徹底解説】ふるさと納税サイトのシェア!選び方や特徴を解説
・【完全保存版】ふるさと納税「ビール」の還元率コスパ最強ランキング完全版!
・【最新版】ふるさと納税「非常食・保存食」還元率ランキング!ジャンル別まとめ
・【最新】ふるさと納税「イカ(冷凍・冷蔵・刺身)」のお得コスパランキング!
・【最新版】ふるさと納税「楽器」の還元率コスパ最強ランキング!ギターやベースも!
コメント