福岡って、美味しいものがいっぱい♪ 北海道も好きですけど、福岡の雰囲気がもうすでに美味しそう(笑)。週末はANIMAX「第2回全日本アニソングランプリ」福岡大会へ行ってきました! 今年は昨年の倍の応募数があったそうで、昨年だったら優勝候補にもなりそうな方が各会場に何人もいらっしゃってびっくり。昨年デビューした喜多くんが現在活躍されてることもあって、みなさん「夢を叶えるぞぉ」という気持ちがパワーアップされた感じがしました。

アニソングランプリ福岡大会、楽屋にて台本持ちながら♪

福岡のみなさんの印象は、昨年も思ったのですが、声がよく出ている気がします。緊張しているなぁっていうのは感じるのですが、それでも堂々としている方が多く、見ている私のほうが「すごいなぁ、みんなが見ているステージで、ちゃんとしっかり歌っていて!」と思ったほどでした。私もデビュー前は数々のオーディションを受けたわけですが、大抵は「引っ込み思案派」だったと思います。

当時ある歌手デビューのオーディションでは「第2のZARD探し」ということで、周りは全員スラっと長身のモデルばかり。ついでにジュリアナやバブル崩壊直後の時代ですから、20人ぐらいのモデルが一斉になんだかヘンなユーロビートや「ひゅぅ~ひゅぅ~」と声掛けするような音楽に合わせ、6~8人はいたであろうプロデューサーやエライ人たちの前で審査の一環として踊らされました。想像するだけでもそら恐ろしい(笑)。

それでも「第2のZARD」になれるならと、みんな腰をくねくね、前へ行ったり後ろへ行ったり踊るわけです。私は恥ずかしさのあまり、その場で下向き加減にリズムを小さくとりながら「早く終わらないかなぁ……っていうか歌の、歌手のオーディションにこれ関係あるのかなぁ?」と内心思っていたのでした。

そして時代は流れ(えーっと、10年以上経ち?)、気分は私もオーディションを受ける新人の方と一緒なんですが、今度はオーディションを審査する側になるとは思ってもみませんでした。

多分、初めて歌のオーディションを受けられる方の大半は、「歌が上手くなくちゃいけない!」と思われているかもですが、そんなことないというか(歌は上手いほうがヘタよりいいとは思うのですが)、一生懸命夢に向かっている姿や素直な声とか、へんにあれもこれもと飾るより、自分そのままを精一杯出してくれるといいのかなぁなんて思うわけです。

福岡大会のステージで歌う直前でございます♪ みなさんあたたかい手拍子ありがとうございました

特にアニソンなどは「ピュア」なところが大切なのかなぁと、オーディションで歌を聴きながら改めて感じたのでした。え、私、ピュアかって? 本人の性格などは別として(笑)、いろんな月日を過ごし、経験し、それがまたろ過されてピュアになってたらいいなぁって思っています。

そうそう久々に会った喜多くんは、すっかり1年前よりも堂々とされて、プロになったんだなぁって感動しました。久々に会って、お友達になりたいなぁなんて思ったのですが、喜多くんのほうは昨年審査してた人として映っているのか、はたまた私の長い芸歴なのか、ただ単純に見た目がコワイのか、それとも全部なのか?(笑)、楽屋で「こんにちはぁ」と声をかけてみたのですがちょっぴりプルプル震えていらっしゃったような。煮て食べませんからぁ! そういえば素敵なカバーアルバムも出されましたので、早速聴いてみようと思います☆

そんなこんなで、"福岡の美味しいものをいっぱい食べたい願望"で家に帰ってきたら、きゃ~な体重に! ということで、昨夜はサラダディナーでした……。では次週またお会いしましょう♪
See you soon love xx.