255系の特急「しおさい」。9両編成でグリーン車も連結されている

255系を使用し、総武本線を走る特急「しおさい」。「BOSO VIEW EXPRESS」の愛称を持つ同車両は、かつて内房線・外房線を中心に、「ビューさざなみ」「ビューわかしお」の愛称で運行されていた。2005年12月のダイヤ改正でこれらの愛称はなくなり、「さざなみ」「わかしお」のほかに「しおさい」でも255系が使われるようになったという。

車両情報

JR東日本 255系

基本情報

房総方面の特急列車に使用された183系を置き換える目的で投入された車両で、1993(平成5)年夏にデビュー。JR東日本の特急形電車では初めてVVVFインバータ制御を採用した。車体は上半分がホワイト、下半分がブルーで、太平洋と海辺の白砂を表現。ドア付近に菜の花をイメージしたイエローを配した。

255系は後に登場したE257系500番台とともに、東京都心から房総方面へ向かう特急「しおさい」「わかしお」「さざなみ」などに使用されている。