8月25日に「ダブルデッカーエキスプレス」初運行イベントも開催された

富山地方鉄道に登場した新たな観光列車「ダブルデッカーエキスプレス」。京阪特急色や「鳩マーク」を再現し、中間に2階建て車両を組み込んだことで、「テレビカー」の愛称で親しまれ、今年3月まで現役だった京阪旧3000系特急車そのままの外観となった。同列車は特急「うなづき」1往復のほか、朝の普通列車にも使用される。

列車情報

富山地方鉄道「ダブルデッカーエキスプレス」

基本情報

富山地方鉄道の新たな観光列車で、2階建て車両を中間に連結した3両編成。いずれも京阪電気鉄道の旧3000系特急車だった車両で、先頭車の10033号・10034号は2012年に京阪特急色に塗り直され、「鳩マーク」も復刻した。中間車の31号(ダブルデッカー)は、2013年3月に京阪電気鉄道から引退した編成に組み込まれていた車両で、富山地方鉄道へ譲渡された後、台車交換などの改造工事が行われた。