キハE130系はカラフルな外観も印象に残る

片運転台のキハE131形・キハE132形と、両運転台のキハE130形の3両編成による水郡線水戸行の普通列車。周囲の風景はローカル線のような雰囲気だが、水戸市のベッドタウンを走ることもあり、水郡線の水戸側では朝夕を中心に混雑することもあるそう。同路線に投入されたキハE130系は、片側3ドアで混雑時の輸送にも対応している。

列車情報

JR東日本 キハE130系

基本情報

キハE130系は2007年、水郡線用の車両として投入された。両運転台のキハE130形と、片運転台のキハE131形・キハE132形があり、ともに車体前面の帯と乗客用の扉は黄色。車体側面において、キハE130形は赤、キハE131形・キハE132形は青緑を採用している。

JR東日本の気動車としては初のステンレス車両で、朝夕の混雑に対応して片側3ドアとなっているのも特徴。車内はセミクロスシート。ディーゼルエンジンの燃料噴射装置に高圧電子制御システムを採用し、運転時の排煙を低減するとともに低騒音も実現した。なお、2012年には久留里線でキハE130形100番台(車内はオールロングシート)もデビューした。