多くの働く人にとって避けては通れないのが「通勤」。長い通勤時間に交通渋滞、遅延、ぎゅうぎゅうの満員電車……毎日繰り返される通勤地獄にストレスを感じている人も多いのではないだろうか。そこで今回は、マイナビニュース会員504名に「通勤のストレス」に関するこんな調査を行った。

Q. 職場への通勤に対してストレスはありますか?

はい 76.2%
いいえ 23.8%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします) それはどのようなストレスですか。何にストレスを感じているのか、具体的に教えてください。(自由回答)

交通渋滞がひどい

・「車の渋滞でイライラしてしまう」(40歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「自分の車での通勤をしています。朝の通勤においては、いたるところ渋滞で鬱陶しいの一言。これはストレス以外のなにものでもない」(60歳男性/輸送用機器/メカトロ関連技術職)
・「自家用車通勤だが、毎日渋滞がある」(57歳男性/医療・福祉・介護サービス/公共サービス関連)
・「車の渋滞と周りの運転の人の乱暴な運転。雨の日の運転が特にストレス」(43歳男性/その他メーカー/事務・企画・経営関連)
・「車通勤で距離はたいしたことはないが、橋や通学路を通るため渋滞が激しい」(42歳女性/輸送用機器/事務・企画・経営関連)

満員電車が苦痛

・「1時間かかる満員電車の立ちっぱなし」(58歳男性/教育/専門サービス関連)
・「満員電車で降りるときに、言ってもどいてもらえない」(34歳男性/食品/事務・企画・経営関連)
・「電車の乗車率が満員どころではない」(50歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「満員電車。みんな奥にいかないでドアの手前に集中していること」(34歳女性/総合電機/事務・企画・経営関連)
・「満員電車。高校生が床に大きなバッグを置いてスマホゲームしてるのにイラッとくる!!」(41歳女性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)

通勤時間が長い

・「自宅から会社駐車場まで1時間かかり、さらに徒歩で10分かかること」(41歳男性/輸送用機器/販売・サービス関連)
・「自宅から職場までバス、電車の3回の乗り換えで片道2時間ほどかかるため」(46歳男性/農業協同組合/営業関連)
・「会社まで2時間半かかり、会社に着くとぐったり疲れる」(48歳男性/食品/事務・企画・経営関連)
・「好きでもない会社・職場に1時間もかけて自動車通勤している」(59歳男性/精密機器/技能工・運輸・設備関連)
・「自宅から会社まで3時間近くかかる。天候などで止まったり、遅延したりすることがある。特にバスは間引きなどがある。などなどで困ることがけっこうあります」(60歳男性/通信関連/IT関連技術職)

電車やバスが遅れる

・「人身事故や結構時間通りに来ないことがある」(37歳男性/その他メーカー/事務・企画・経営関連)
・「朝の通勤電車において遅延の回数が多すぎて、いつ遅延が発生するか気が気ではなく、それが精神的なストレスになっている」(58歳男性/その他金融/営業関連)
・「遅延することが多いので、また遅れるのかと思うと連絡したりしなければならないので、乗っているあいだ中イライラすることがある」(60歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)
・「バスなので時間通りに来ない」(40歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)

その他

・「徒歩で通勤しているが、歩道がない道は歩きづらい」(36歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「お腹の調子の悪いときに座席に座れない」(58歳男性/ビル管理・メンテナンス/その他・専業主婦等)
・「朝の出勤時は保育園の送迎で時間ギリギリ。なのに少し遅く着くと、職場の駐車場が空いてなくて探し回って時間がかかって、遠いところしか空いていないので遅刻しそう」(33歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「自転車通勤のため強風のとき」(50歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)

総評

通勤でストレスを感じている人はおよそ8割いることがわかった。特に多かったのが「交通渋滞」に関するもので、「朝イチから渋滞に巻き込まれると1日が億劫」「イライラする」といった声が寄せられた。通常15分で着く距離のところ、渋滞で1時間かかることもあるそう。時間が読めず、早く着きすぎたり遅刻してしまったりすることもあるそうだ。車通勤のストレスとしては、他にも「突然の通行止め」や「マナー違反の強引な割り込み」「危険運転」などがあげられた。

「満員電車」にストレスを感じている人も多かった。満員電車でのストレスは戦場の兵士並みと言われているが、ラッシュ時の車内は確かにそれくらいのストレスがかかりそう。とりわけ夏場は電車内に充満する汗のニオイなどで不快度も高く、そうとうなストレスだったそう。男性からは「ちょっとぶつかっただけで女性に勘違いされるので、極力つり革をつかむように気を付けている」といった声も寄せられた。こうしたことにも気を使わなければならず、会社に着く前に疲れ果ててしまうようだ。

他にも、朝が早いことや、雨の日に服や靴が濡れてしまうこと、電車内にマナーの悪い人がいることなど、通勤に関する様々な悩みの声が寄せられた。

調査時期: 2018年9月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 504名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません