明けましておめでとうございます。今年もよろしくお付き合いのほど、お願い申し上げます。

新しい年を迎えますと、やっぱり新たな気持ちになり、新たな出会いがあればいいな~恋愛的に……という気持ちになってほしい。私としては、そう願わずにはいられない気持ちです。とはいえ、出会いがあったとしても恋愛反射神経が鈍ってしまっていて、せっかくのラブチャンスを逃してしまう女の子。また、女子を見る目がイマイチな感じで「それはないよね」というところにいってしまう男の子は後を絶ちません。

もちろん、女子で相手の男子を見誤ってしまう人、男子でラブチャンスを逃してしまう人、なんとも残念なことに両方が重なってしまう人もいることでしょう。しかしながら私が思うに、どうもなかなか恋愛のチャンスがめぐってこないなぁという女の子は、恋愛反射神経がピピッと働いていないなぁというケースが多い。男子の場合は、「えええ、なんでその女の子にいっちゃうかな……」というそもそもターゲットが間違っているんじゃなかろうかというパターンが多い。そんな気がしてならない今日この頃です。

というわけで今日は、新年早々ラブチャンスを逃さないために、どういった点に気をつけていけばいいのかという問題について考えていくことにします。

まずは、恋愛反射神経の問題です。こちらは、使っていればすぐにカンを取り戻せますし、だんだんと発達していきますので、ぜひぜひ今年からちゃんと使っていきましょう。例えば、男の子から「かわいいね」とか「彼女いなんだよね。彼女になってくれる? 」とかいうようなことを言われたときに、「がははー! マジうけるー」と笑って返したり、「何言っちゃってんのよー」と言いながら相手の男の子の背中や肩をバチーン! とたたいたりするのはやめておきましょう。

ほめられたときは、少し静かにほほえみつつ照れながら、「ありがとう」と小さな声でいってみる。冗談ぽくでも「付き合って」と言われたときは、相手の男の子の目を……できれば潤んだ感じで見つめながら、「私でよければ」とか「本気にしちゃうよ」とかいってみる。日頃からこういった対応をしていると、恋愛反射神経はどんどん鍛えられていきますし、ラブチャンスも広がっていくこと間違いなしです。

男性の場合は、女の子からほめられたとき「何いってんだよ」「キモ」「おえっ」と、好きな女子に素直になれない小学生男子のような対応をせずに、「ありがとう。でも、○○ちゃんのほうがかわいいよ」くらいのことが言えるようになるといいかもしれません。性格的に無理と思うのでしたら、せめて「ありがとう。そんなこと言われたことないよ。うれしい」的なことが言えるといいでしょう。また、「彼女いないなら、私はどうかなー? 」とか「メガネ男子とか、超好きー」と言われたときは、「そういうことは男から言わせてよ」「どうする? もう付き合っちゃう?? 」とこのような対応をして、相手の女の子を困らせられるくらいのことができるようになるといいと思います。

タイプ的にそういうことを言うのは苦手というのでしたら、試験や残業で疲れていそうなときに、女の子に「はい」とさりげなく甘いもの……チョコレートやアメを差し入れしてあげる。仕事や試験で「これは次回、必ず使う」というものがあったら、先回りでプレゼントしてしまう。というように、先手先手で女の子を助けてあげられる男子になるといいかと思います。自分は口が達者ではないから、女の子に甘い言葉はなかなか言えないなぁという人は、ぜひ気がきく男子を目指してもらいたいところです。

次に、男性にありがちな「その女の子をなぜ…選ぶ? 」「えええ、そこはたぶん無理だよね」という問題について考えてみます。もちろん、気持ちはわかります。小さくて髪が長くて、無口で、でも2人きりになると甘えてワガママをいったり、すぐに他の女の子にヤキモチを焼いたりする女の子。かわいいですし、クラッときてしまう気持ちもわかります。

ですが、そういう女子に限って同性同士の中では、急に口調がかわって横柄な態度を取ったり、人の彼氏を取るのが大好きだったり……というケースもなくはないのです。ですから、必然的に同性を敵に回してしまっていることも考えられる。もちろん、男性に対しても本当は彼氏がいたり、結婚していたりするのに、「彼氏いないよ」「結婚? してるわけないじゃない」と不誠実な態度を取ってでも、モテることを楽しんでいたりすることもあるのです。そんな小悪魔的というか、ちょっとタチの悪い女の子に引っかかってしまうと、周囲にいる女性陣から、「あの子の性格を見抜けない△△くんに、ちょっとガッカリ」と自分の株を下げてしまう可能性もあります。また、そういった手ごわい女の子が本当に自分のターゲットにするのは、周囲の誰が見ても「かっこいいー」「アイツはいいやつだ」と言いたくなるような、顔も性格もいい人気者の男子です。

女の子がもともと持っている「自分とこの男の子は合う、合わない」という直感力を、男性は自力で鍛えないといけませんので、なかなか大変なのですが、自分がだまされて痛い目にあわないために、女の子を見る目を肥やしてもらいたいところです。そして、本当に性格のいい女の子、口では強がりを言っているけれど行動はやさしさに満ち溢れている女の子を見抜けるようになってもらいたいものです。

それができてくると、ラブチャンスはぐーんと広がるはずです。今年こそはぜひ、恋愛反射神経を鍛え、異性を見る目を肥やしてみてください。現在フリーな方に、よい出会いがありますようひそかにお祈りしています。

酒井冬雪です。わかりやすくモテそうな女の子よりも、性格がわかってきたらジワジワと「ええ子やぁ」とわかってくるような、そんな女の子を見極められるようになるといいかなぁと思います。ではでは、今年もよろしくね~。