「このまま続けていいのか」――そんな迷いを抱えながら働く人が増えています。
厚生労働省「令和5年雇用動向調査」によると、2023年に転職入職した人は379万人と前年より増加し、離職理由として「労働時間・休日・休暇の条件」「人間関係」「心身の健康」など、働き方そのものに関わる要因が上位を占めています。
退職は決してネガティブな選択ではなく、自分の働き方を見直すための“キャリアの節目”です。個人の意思で職を離れることが珍しくなくなった今、“辞める勇気”が、より自分らしい働き方をひらくきっかけになっています。
本連載では、退職経験を持つマイナビニュース会員のリアルな声を、青木ぼんろさんの漫画で再現。「辞める」という選択をタブー視せず、働く環境の課題を“見える化”し、自分の生き方・働き方を立て直すヒントを探ります。
目の当たりにする事実

\リアルな退職実話/ やばい職場・上司から逃げろ~っ!! ✅『本当にあった退職・離職話』全42話を一気読み
職業欄に一瞬ペンが止まり、「無職」に丸を付ける指先にほんのり漂う切なさ……口に出すたび、妙に響くその二文字の重み。でも、肩書きがなくても人生は続くし、休職期間だって立派な“リセット中”。ちょっと悲しいけど、次の肩書きを考える時間も悪くありません。
退職は「これからの自分」へのステップ
退職は「終わり」ではなく、「自分らしく働くための始まり」です。立ち止まって気づく不調や違和感こそが、次のキャリアをつくるヒントになることもあります。働き方の多様化が進むいま、辞めることを恐れず、心と体を守る選択をすることが大切です。“続ける勇気”と同じくらい、“辞める勇気”も尊い時代になっているのです。
退職・離職に関するアンケート
調査時期: 2024年11月19日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 506人
調査方法: インターネットログイン式アンケート



