さて、前回から随分と間があいてしまった本コラムであるが、またボチボチと再開していきたい。今回から新たに取り上げるのは、HPIの「G-ROBOTS(GR-001)」。では早速組み立てから始めてみよう。

「G-ROBOTS(GR-001)」のパッケージ

G-ROBOTS(GR-001)とは?

まずはGR-001の概要から説明しておきたい。GR-001はラジコンメーカーであるHPIが初めて発売した2足歩行ロボットキットで、開発には双葉電子工業が協力した。身長は255mmと小さめだが、自由度は20と多く、本格的な動作が可能なロボットに仕上がっている。キットでありながら、組み立て時間が「約2時間」(同社)と簡単なのも特徴の1つだ。

もう1つ特徴としてあげたいのは、必要なものが最初からほとんどすべて揃っているということだ。「必要なものが揃っているのは当たり前じゃないか」と思われるかもしれないが、こういったキットは価格を抑えるために、必要最小限のセットになっている場合が多いのだ。

例えば無線コントローラなどはロボットを楽しむためには必須と言っても良いが、有線で動かす手段があったりして、オプション扱いのことが多い。またGR-001はバッテリに軽量・高性能なリチウムポリマーを採用しており、専用の急速充電器も付属している。199,980円と一見高く感じる値段も、オプションを追加する必要がないことを考えれば、思ったほど割高でないことが分かる。

主なスペック
自由度 20
サーボモーター RS301CR(ハイトルクタイプ)×11個
RS302CD(スタンダードタイプ)×9個
制御ユニット RPU-11(Gセンサー搭載)
フレーム材質 ポリカーボネート
バッテリ 専用7.4Vリチウムポリマー(PR-4S780P)
動作時間 約20分間
付属品 専用急速充電器(LBC-3E5)
専用コントローラ(RRC-T11)
専用受信機(RRC-R11)
専用モーションエディタ(CD)
専用デカール
身長 255mm
体重 900g

それでは組み立てよう

ざっと特徴がつかめたところで、それでは早速組み立てに移ろう。まずは、セット内容の確認。パッケージを開けてみると、中にはパーツが重箱のように2段重ねで格納されている。

上段には、ポリカーボネートのフレームがずらり。組み立て時には、写真の向きで左から右にパーツを使っていく

こちらは下段。無線コントローラ、バッテリ、充電器、サーボモーター、制御ユニット、ネジ類などが格納されている

これはロボットに限らず、キットものでは基本だと思うが、まずはバッテリの充電をしておこう。組み立て終わって、すぐに動かせるようにするためだが、GR-001はフル充電でも1時間くらいしかかからないので、もし忘れていても待っていられるレベルだ。

まずは充電。なるべくなら、バッテリはもう1つくらい買っておこう。そうすれば、充電中にも、もう1つで遊ぶことができる

GR-001ではフレームに金属ではなく、樹脂であるポリカーボネートが使われている。そのため、まるでプラモデルのようにパチパチとパーツをはめていくだけで組み立てることが可能で、これが製作時間の短さに繋がっている(ネジは34本しか使わない)。ただしその反面、一旦はめ込んでしまうと外すのが案外大変なので、サザエさん系の人は要注意。マニュアルをじっくり見て、間違えないように慎重に進めていこう。

まずは足裏の組み立て。フレームはポリカーボネートなので半透明だ

ツメを引っかけて、ギュッと押し込む。思ったより固くて、ちょっと怖い

GR-001の組み立ては「下から上に」が基本だ。最初に足裏パーツを作って、それから足首、すね、太腿、と組み上げていく。マニュアル通りに進めていけば問題ないと思うが、手順を以下に簡単に紹介する。

足首サーボホルダーにサーボを入れる

もう一方のスペースにもセット

>カバーも付けて足首のできあがり

足裏と足首を繋げる。前後左右に注意

関節部分でよく使う4点セット。左から、ワッシャ、POMワッシャ、プラブッシュ、ラバーブッシュ

こちら側の軸には、プラブッシュを取り付けてから、真ん中の穴にラバーブッシュを押し込む

サーボホーン側では、ビスを外してから、POMワッシャ、ワッシャを通して再び固定

左を作ったら右も同じように組み立てる。サーボの番号は間違えないように注意したい