ときおりネットを賑わせる「おじさんビジネス用語」を抽出し、20代~40代のビジネスパーソンを対象にアンケートを実施しました。言葉の意味や、巷での使われ方の実態をご紹介します!
「ガラガラポン」は、20代の36.6%、30代の23.5%、40代の21.4%が「知らない・使ったことがない」と回答。20代と30代以上の間に境界線があるようです。
「ガラガラポン」の意味は?
ガラガラまわしてポンと球を出す「ガラポン抽選器」から生まれた言葉ともいわれる、いわゆるオノマトペ(擬音語)です。
《くじの入った箱を振ったり回したりして、くじを振り出す音から》くじ引きで決めること。また、すっかり入れ替えること。組織の人員配置などを最初からやり直すことにも用いる。
(デジタル大辞泉より)
「ガラガラポン」の使われ方
●この議題、今までのことはガラガラポンで考えよう(40代/医療・福祉・介護サービス)
●ガラガラポンで出してみて(40代/金融)
●そこはガラガラポンやろ~、みたいな感じ(40代/設計)
前回ご紹介した「がっちゃんこ」のように、コミカルな語感の「ガラガラポン」ですが、「組織の人員配置などを最初からやり直す」「複雑になってしまった問題を、一度ゼロにして考え直してみる」「積み上げたものをご破算にする」といったように、シリアスな局面で使われることが多いようです。
※2022年9月にマイナビニュース会員を対象にWEBアンケート。有効回答数294件(20代:93名、30代:98名、40代:103名)