ときおりネットを賑わせる「おじさんビジネス用語」を抽出し、20代~40代のビジネスパーソンを対象にアンケートを実施しました。言葉の意味や、巷での使われ方の実態をご紹介します!

「交通整理」は、20代の26.9%、30代の16.3%、40代の7.8%が「知らない・使ったことがない」と回答。かなり身近な言葉のようです。

「交通整理」の意味は?

1.事故を防止し交通を円滑にするために、人や車などを整理・誘導すること。
2.(比喩的に)複雑に入り組んだ事柄を整理して分かりやすくすること。「膨大な証拠と反証の―をする」
(出典:goo国語辞書)

ビジネス用語としては2.があてはまります。

「交通整理」の使われ方

●コミュニケーションが渋滞しているときに「交通整理」を使う (30代/食品)
●トラブルが発生した時に使う(40代/ソフトウェア・情報処理)
●「面倒だから交通整理しといて」(40代/金融総合グループ)

登場人物が多すぎてプロジェクトが混乱したときや、施策の目的や方向性を見失って迷路にはまり込んでしまったときなど、「誰が何をするかの役割分担について整理する」という意味で使われる「交通整理」。面倒だけど誰かがやらねばならない、ちょっとやっといてよ! と、誰かにポンと投げるときに使われがちな言葉かもしれません。

※2022年9月にマイナビニュース会員を対象にWEBアンケート。有効回答数294件(20代:93名、30代:98名、40代:103名)

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