糸魚川市のワーケーション体験の続編です。前回は、里山暮らしに焦点をあててご紹介しましたが、今回は海です。こちらも、最高のロケーションでした。
絶景写真とともにお届けしたいと思いますので、是非ご覧ください。
長期滞在にも最適? 日本海を一望できる宿
まず今回の拠点となるのは、「親不知交流センター まるたん坊」。
漁師の宿とも呼ばれているまるたん坊は、日本海を一望できる宿です。公共の宿ですが、館内はWI-FI設備が整えられており、お得なワーケーションプランも提供されています。
館内には、大画面のモニターやホワイトボードも完備。仕事のしやすい環境となっていました。
自然に囲まれた静かな環境下で、集中して仕事に取り組むことができます。 ログハウス内で自炊することもできますが、併設された施設では、食事も楽しむことができます。(事前予約が必要です)
お風呂からは、何と日本海を一望することができます。おいしい食事に、ゆったりと過ごせるお風呂。仕事の合間のひとときも、楽しむことができます。
絶景スポットに、絶品グルメ。糸魚川の海を楽しむ
宿からも海を眺めることができますが、せっかくならもっと近くで見てみたいということで、散策に出掛けることにしました。
まるたん坊から車を3分ほど走らせると見えてくるのは、道の駅親不知ピアパーク。その敷地内にある「レストラン漁火」は地元の漁師さんが運営されているお食事処で、新鮮な魚介を楽しむことができます。
平日は日替わりランチを、リーズナブルな価格(550円税込)で楽しむことができます。
この日は、ブリ丼。新鮮な海の幸を堪能させていただきました。 実はこのレストラン漁火はFREE SPOT WI-FIが完備されており、コワーキングスペースとしても活用することができます。
素敵な環境下で、集中して仕事に取り組むことができました。 同じく、道の駅親不知ピアパーク内にある「翡翠ふるさと館」。こちらでは、翡翠の展示が行われていました。
実際に触れられるものもあり、手に取ってみると意外にも重く…、驚きました。自分の中で、また新たな発見となりました。 道の駅親不知ピアパークを満喫した後は、車を走らせて、親不知の絶景ポイントへ。
展望台からの眺めは本当に素晴らしくて…。ずっと眺めていたくなるような風景が、広がっていました。
自然に癒されながら、ゆったりとしたひとときを過ごすことができました。
糸魚川市でワーケーションをしてみた感想
ワーケーションのイメージがあまりなかった新潟県糸魚川市ですが、実際に訪れて体験してみたところ、ワーケーションをする場所として「いいな」と感じました。その理由は、利用者の用途に合わせて、プランを作ることが可能だからです。
例えば、長野県でワーケーションをする場合、山のアクティビティや自然の豊かさを活かしたプランが中心になるはず。ですからそこで「私はサーフィンがしたいな」となっても実現は難しいですよね。
しかし糸魚川市の場合だと、それが可能となります。海のアクティビティを楽しみたい人は海のエリアに、スキーなど山のアクティビティを楽しみたい人は里山エリアに滞在することで、自分にとって理想的なワーケーションプランを作り上げることができます。
また、ワーケーションと相性が良いとされている温泉や、その土地ならではのグルメが楽しめる点も魅力です。私にとって、今後注目していきたい場所の一つとなりました。
2回にわたって、糸魚川市についてご紹介しました。今後は、今後は、親子ワーケーションや防災ワーケーションなど、様々なプログラムを展開していくとのこと。季節によっても違う楽しみ方ができるそうで、私も今度はカニがおいしい季節に訪れたいと思っています。
南谷有美(なんや・ゆみ)
カメラマン/ライター
2018年4月に認可外保育園の園長を退いてから、各地を巡る旅人に。リモートで仕事をしながら、好きな場所で好きなことをして生活しています。