日本テレビのシチュエーション・コメディドラマ『遊戯(ゲーム)みたいにいかない。』(4月17日スタート、毎週水曜24:59~ ※関東ローカル)の主題歌を、東京スカパラダイスオーケストラが書き下ろしたことが15日、明らかになった。

  • 東京スカパラダイスオーケストラ

同ドラマは、放送作家のオークラ氏が脚本・監督を務め、全く売れない時代遅れの漫画家とその周りの人々の日常を、お笑いトリオの東京03、ダンス&ボーカルグループ・三代目 J SOUL BROTHERSの山下健二郎、女優の山本舞香の出演で描くもの。昨年1月に放送された『漫画みたいにいかない。』に続く第2弾で、ファミコン世代とスマホゲーム世代の間で起きる様々な事件やハラスメントを描いていく。

今回の主題歌は、東京スカパラダイスオーケストラがこのドラマのために書き下ろしたオリジナルの新曲で、作詞は谷中敦、作曲はNARGOが担当。ドラマの撮影現場にも訪れた谷中は「ミニマムなセットで繰り広げられる緻密なドタバタに、何だか抱き締めたくなるようなユーモアを感じました。そして、そのあとに自分に浮かんできた言葉が『許しあうならハッピー、憎みあうならゾンビー』でした。ハッピー?ゾンビー?人生楽しくいきたいですね!(笑)。歌詞はファッションや音楽を題材に、過去の文化を自由にミックスできる今の世の中、そして昔に比べたらとっても便利な世の中で、実はあとはお互いに許しあうだけでとっても幸せな世の中にできるんじゃないか?という可能性を謳ってます」と、作詞に込めた思いを語っている。

一方のNARGOは「まず台本を頂いたとき、その独特な世界観に引き込まれました。ワンカメのゆったりしたテンポ感を感じたので、逆に激しい曲が良いのではと思い作業を進めていったのですが、どんどんとアイディアが膨らみ、制作が進んでいきました。僕らも音楽的に新たなチャレンジを沢山盛り込めたんじゃないかなと思ってます。ドラマと合わさった時にどの様になるのかとても楽しみにしております」と、期待を語った。

また、同作の舞台版である『漫画みたいにいかない。第2巻』の東京公演(かつしかシンフォニーヒルズ)が19日からスタートするが、22日の昼公演終了後のステージに、スカパラのメンバー9人が生登場。完成したばかりの主題歌を、ドラマのダイジェスト映像とともに初公開する(生演奏はなし)。

昨年4月の公演は、チケットが即完する人気だったこの舞台の東京公演は、2月19日~22日に7公演、神戸公演(神戸国際会館)は、3月8日~9日に3公演を実施。すでに完売公演もあるが、バルコニー席などの追加席も発売開始している。チケット料金は、S席:9,400円、A席:8,200円、B席:6,400円(全席指定、税込。※B席は東京公演のみ / 未就学児の入場は不可)。会場限定で販売するグッズも多数用意されている。

また、神戸公演大千秋楽(3月9日)のライブビューイングも、北は北海道から南は沖縄までの全国の映画館で実施。こちらのチケット料金は、3,800円(全席指定・税込)となっている。

ドラマ『遊戯みたいにいかない。』には、千葉雄大、飯豊まりえ、堀未央奈(乃木坂46)、前回の舞台版にも出演した島崎遥香、山崎樹範がゲスト出演する。

マイナビニュースの連載「ほとんどの大人の金曜日は、漫画みたいにいかない。」では、ドラマ『遊戯みたいにいかない。』や、舞台『漫画みたいにいかない。第2巻』の最新情報を、キャスト・スタッフインタビュー、撮影現場・稽古場レポートなども交えながら、金曜日にお伝えしていく。