いまの婚活は、「気持ち」だけでは語れない時代になっています。厚生労働省の人口動態統計によると、2023年の婚姻件数は47万4,717組(人口千対3.9)と減少を続け、平均初婚年齢は夫31.1歳・妻29.7歳。国立社会保障・人口問題研究所の調査でも、18~34歳未婚者の「いずれ結婚する」割合は男性81.4%、女性84.3%と低下傾向にあります。
仕事や生活の不安定さ、SNSの出会い文化、そして“結婚しなくてもいい社会”という価値観の変化——その狭間で、多くの人が「本当の幸せとは?」と立ち止まっています。
そこで、今回はマイナビニュース会員の中で婚活経験者にエピソードを聞き、マイナビニュースでも人気の漫画家・青木ぼんろさんに、イラスト化してもらった。
そんなに違う…? 婚活アプリの“写真と現実”
婚活アプリで出会った男女が初めて対面。女性は笑顔で声をかけるが、男性は固まり、「えっ…本当に!?」と驚愕。写真とのギャップに動揺する男性と、「そんなに違う!?」と戸惑う女性――“盛り文化”が生む婚活のすれ違い。
婚活のこれから
揺れる感情の向こうで、社会は結婚のハードルを下げられるか。住まい・所得・働き方の改善と、地域の結婚支援やマッチングの質向上が鍵。個人の選択を尊重しつつ、多様な伴走が増えれば、婚活は“孤独な競走”から“納得の合流点”へ。
調査時期: 2023年12月27日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 500人
調査方法: インターネットログイン式アンケート



