春は、子どもたちが新しい一歩を踏み出す季節。でもその足元には、思わぬ交通の危険が……!?
未就学児~小学生に起こりやすい交通事故のヒヤリハットを、漫画家・イラストレーターの菅原県さんが漫画でわかりやすく紹介。
保護者やドライバーの皆さんも、一緒に交通安全を考えてみませんか?
ノーヘル爆走チャリンコ小学生
ヘルメットの有無で致死率が1.8倍に
自転車を手に入れた子どもたちは、遊ぶエリアもぐんと広がり活動的になります。自転車に慣れた子どもがヘルメットをかぶらずに漕いでいる姿を見かけることもあるでしょう。これまでも13歳未満の子どもにはヘルメットをかぶる努力義務がありましたが、2025年から全年齢にヘルメット着用の努力義務が課せられました。
警視庁のデータによると、自転車乗車中の死亡事故では約6割が頭部に致命傷を負っているそうです。また、ヘルメットの着用有無で、かぶっていない場合の致死率は1.8倍になることが発表されています。自転車用のヘルメットを正しく着用し、頭を守ることが命を守ることにつながります。