イライラ、肩こり、だるさ……病院に行くほどではない不調を感じてる人は多いもの。その原因のひとつとして「自律神経の乱れ」が考えられます。
今回は自律神経の名医、順天堂大学医学部・小林弘幸教授による『カラダの不調が9割消える! 自律神経の整え方見るだけノート』(宝島社)より「休みボケの防止法」についてお届けします。
■長期休暇の最終日にやるべき3つの工夫
休暇明けの「休みボケ」を防ぐには、最終日の過ごし方がカギ。カラダと心をスムーズに仕事モードへ戻しましょう。
年末年始やお盆などの長期休暇が明けた後、「仕事のスイッチが入らない」と感じた経験は誰しも一度はあるでしょう。実は、このような「休みボケ」は、最終日の過ごし方を工夫することで防ぐことができます。まずひとつ目は、最終日は平日と同じ時間に起きること。休日モードに傾いた体内時計をリセットし、翌朝をラクに迎えるための準備をしましょう。
2つ目は、最終日を「休み」ではなく「準備の日」にすること。旅行や帰省で外に出かけていても前々日には帰宅し、最終日は翌日に備える日にするのです。 3つ目は、軽めでいいので仕事に触れること。カフェや図書館などにPCや資料を持って出かけ、メールチェックやスケジュールの整理など、簡単な作業を1~2時間ほど行うだけでも、翌日から始まる仕事のためのウォーミングアップになるのです。


