キャッシュレス化を進めようと、クレジットカード各社は毎月のように新しいクレジットカードの発行を続けています。しかし、たくさんあるクレジットカードの中から自分にあった1枚を選ぶのは至難の業です。あれもこれもと目移りしているうちに、訳が分からなくなってしまうといった経験があるのではないでしょうか。
私には、その理由がわかっています。クレジットカードを選ぶ際にランキング・サイトを使うという人は多いでしょう。しかし、ランキング・サイトは「出張が多い」「デパートで買い物をする」「ネットショッピングをよくする」などのライフスタイル別でまとめられているために自分にぴったりのカードがスルリと抜け落ちてしまっているのではないでしょうか。
つまり、まとめ方が、真面目すぎて、本当に持つべきカードが埋もれてしまっているということです。
そこで本連載では、もう少し個人の欲望をむき出しにして、こんなカードをもちたい、というカードをズバリ厳選して紹介したいと思います。今回は「夜の店でモテるカード」を紹介します。
クラブやキャバクラといった夜の店で、モテるためにはまず、「オレは、他の『男』とは違うんだ」という証拠を見せなければなりません。
それにはクレジットカードを見せるのが一番です。クレジットカードなら、その人の経済力はもちろん、ステータスや趣味・嗜好まで、そのカード券面を見ればだいたいわかりますから、「男」を値踏みするのには最も適したアイテムといえます。
ですから、店の女の子に言われるままに、毎日利用しているスーパーやデパートのカード(いわゆる生活カード)を見せてはいけないのです。そんなことをしたら、彼女に、「ただのクズなんだ」と見破られ、笑われてしまいます。やはり年会費1万円以上のゴールドカードか、5万円以上のプラチナカードを持っていることをしっかり伝えるべきです(まだもっていない人は、これからもつと言い張ってください)。
抜群の希少価値! 「ラグジュアリーカード」
注目を集めているカードがあります。それが今回、私が一番に選んだラグジュアリーカードです。
例えば、代表的なものとしては、アメリカンエキスプレスカードやダイナースクラブカードといった有名ブランドのカードがあります。どちらも世界的老舗のカードで、日本でも長い間、上級カードとしてお金持ちの象徴のように言われてきました。
しかし、最近はこれらのカードが増えすぎたために、夜の店で出してもあまりありがたみがなくなってきました。センチュリオンと言う年会費35万円もする超高級カードでさえ、女の子たちは驚かなくなっています。
それに代わって、希少価値で注目を集めているカードがあります。それが今回、私が一番目に選んだラグジュアリーカードです。同カードシリーズは3種類のカードがありますが、私が最もオススメするのはブラック仕立てのラグジュアリーカードのマスターカード・ブラックカードです(年会費10万円・税別)。