『ハイキュー!!』の最強セッターランキング! 烏野の影山は何位?

アニメおよび漫画『ハイキュー』には、チームの特色やスパイカーの個性を生かし試合を組み立てる優秀なセッターが数多く登場しています。試合の勝敗に大きな影響を与えるセッターは、チームの司令塔と言われる非常に重要なポジションです。

今回は、マイナビニュース会員の男女304名を対象に実施した『ハイキュー!!』で最強だと思うセッターについてのアンケート結果をランキング形式で紹介するとともに、上位キャラの魅力も詳しく解説します。

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『ハイキュー!!』の最強セッターランキング

マイナビニュース会員に最強だと思う『ハイキュー!!』のセッターについてアンケートを実施したところ、以下のようなランキング結果になりました。

1位「影山飛雄(烏野高校)」(15.9%)
2位「及川徹(青葉城西高校)」(10.8%)
3位「戸倉リアム(鴎台高校)」(5.7%)
4位「菅原孝支(烏野高校)」(4.5%)
4位「宮侑(稲荷崎高校)」(4.5%)
6位「芳賀良治(常波高校)」(4.0%)
6位「諏訪愛吉(鴎台高校)」(4.0%)
6位「夏瀬伊吹(扇南高校)」(4.0%)
9位「黄金川貫至(伊達工業高校)」(2.8%)
9位「白峰周(早流川工業高校)」(2.8%)
9位「二岐丈春(条善寺高校)」(2.8%)
9位「由良正太(白鳥沢学園中等部3年)」(2.8%)
13位「臼利満(狢坂高校)」(2.3%)
13位「瀬見英太(白鳥沢学園高校)」(2.3%)
13位「花山一雅(和久谷南高校)」(2.3%)
13位「茂庭要(伊達工業高校)」(2.3%)
13位「白布賢二郎(白鳥沢学園高校)」(2.3%)
13位「先島伊澄(戸美学園高校)」(2.3%)
13位「手白球彦(音駒高校)」(2.3%)
20位「赤葦京治(梟谷学園高校)」(1.7%)
20位「矢巾秀(青葉城西高校)」(1.7%)
20位「穴掘秀一(梟谷学園高校)」(1.7%)
20位「小牧譲(角川学園高校)」(1.7%)
20位「孤爪研磨(音駒高校)」(1.7%)
25位「越後栄(椿原学園高校)」(1.1%)
25位「飯綱掌(井闥山学院高校)」(1.1%)

『ハイキュー!!』の最強セッターキャラ一覧

ここからはトップ5にランクインしたキャラクターの特徴や能力について説明していきます。プロフィールは、主人公の日向翔陽が烏野高校に入学した2012年時点のデータです。

影山飛雄

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正確無比なトスワークを誇る天才セッターで、ついた異名は「コート上の王様」。皮肉が込められた異名でしたが、高校からは徐々に協調性を身につけ、チームメイトから信頼されるセッターになろうと奮闘する姿が見られました。

多彩な攻撃を自由自在に使い分けるテクニックは秀逸で、高校1年生にして全日本ユース代表候補に選出されています。観察眼や判断力にも長けており、ツーアタックで自ら点を取りに行く冷静さや、狙ったコースにスパイクを打つスキルもあります。さらに、威力と正確性を兼ね揃えたサーブも得意なハイスペックプレイヤーです。

お世辞にも親しみやすいタイプとは言えず、学業にも無頓着。バレーに対してのみ非常にストイックな偏った性格をしています。能力パラメータは全項目が高水準で、スタミナ、テクニック、頭脳は満点。間違いなく全国屈指の実力者です。

高校卒業後はすぐさまプロ入りし、2大会連続で五輪の日本代表に選出されました。その後は、活躍の舞台をイタリアに移しています。

及川徹

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スパイカーが欲しいトスに100%応える努力を惜しまないイケメンセッター。中学時代にベストセッター賞を受賞しており、同じ中学の後輩・影山とはライバル関係です。トスの精度は影山の方が上だと認めていますが、あらゆる選手の身体能力や個性にあったトスを出せるセンスは及川最大の強みです。

巧みなセットアップのほかにも、狙い通りのコースに強烈な一撃を放つジャンプサーブ、マッチポイントでも攻め続けるメンタルの強さ、相手の弱点を見抜く鋭い洞察力など多くの武器を持っています。さらに、リベロにトスを任せ自らも攻撃に参加する柔軟性もある選手です。

普段は飄々としていますが、現状に満足することなく努力を重ねながら、主将としてもチームを牽引。試合前には必ず「信じてるよお前ら」と仲間に声をかけ、コートの空気を引き締めます。

高校卒業後は及川にとってのスター選手であるホセ・ブランコを師事しアルゼンチンへ。帰化したアルゼンチン代表として五輪にも出場しています。

戸倉リアム

3年連続で全国大会に出場する鴎台高校で、1年生にしてユニフォームを掴み取った控えセッター。全日本ユース選手の星海光来(ほしうみこうらい)や、身長203.3㎝の白馬芽生(はくばがお)に注目が集まりがちな鴎台ですが、当然ほかの選手も実力者揃い。

そんな超強豪校で1年生ながらベンチ入りした戸倉は、烏野戦の終盤に白馬と交代し試合に出場しました。戸倉にとって初めての春高にもまったく動じないメンタルの強さと、交代直後のサーブでも相手のエースを狙って攻める度胸があります。

出場時間は非常に短かったものの、理想的なトスで星海の強みである高い打点を引き出しました。鴎台は、戸倉が上げたトスからの星海のスパイクで勝負を決め烏野に勝利しています。大舞台での途中出場という状況でも、冷静に普段通りのプレーで勝利に貢献した戸倉。正セッターになってからの活躍にも期待できる注目の選手です。

菅原孝支

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丁寧なセットアップやサインプレーが得意なセッターで、影山が加入してからは控えに回っています。笑顔が爽やかで人当たりがよい菅原の強みは、努力の積み重ねにより得た仲間からの絶大な信頼です。スパイカー一人ひとりの調子や得意なコースの確認を怠らない献身的な選手で、常に自分のことよりチームの勝利を優先しています。

控えに回ったことで客観的に試合を分析する機会が増えた菅原は、相手の攻撃パターンやクセにあわせた的確な動きで流れを変えるのに必要不可欠な選手となりました。また、影山とのツーセッターや自らも攻撃に加わる新たな戦術でプレーの幅を広げ続ける努力家でもあります。

春高初戦の椿原戦に途中出場した際には、ボールが乱れた場面でも丁寧なトスを上げ、影山に「完璧」と賞賛されました。

基本的に温和な性格ですがお祭り気質な一面もあり、時々見せるハイテンションでお茶目な姿も菅原の魅力です。高校卒業後は地元宮城県の小学校で教鞭をとっています。

宮侑

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高校No.1セッターの呼び声が高い実力者で、全日本ユースにも召集されています。巧みなトスワークで全スパイカーを絶妙に使い分けることが可能。唯一無二だと思われていた日向と影山の「変人速攻」もコピーできるテクニックの持ち主です。

時に高圧的な言動が目立つものの、非常に献身的で丁寧なトスを上げるセッター。試合を観戦していた音駒高校のセッター・孤爪研磨からは「セッターの鑑」と評価されていました。一方で、ファーストタッチをそのままセットしたり、トスを上げると見せかけスパイクを打ったりと、型にはまらないバレーを楽しむ選手です。

また、スパイクサーブとジャンプフローターサーブの二刀流の宮は、サーブで得点を狙えるビッグサーバーでもあります。卒業後、VリーグのMSBYブラックジャッカルに所属してからは、超剛球と超変化サーブの中間となるハイブリットサーブを新たに習得。三刀流となり、五輪の日本代表にも選出されています。

『ハイキュー!!』のセッターの身長ランキング

ここではランクインしたセッターを身長順にまとめて紹介します。

1位「黄金川貫至(伊達工業高校)」(191.5㎝)
2位「及川徹(青葉城西高校)」(184.3㎝)
3位「宮侑(稲荷崎高校)」(183.6㎝)
4位「越後栄(椿原学園高校)」(183.2㎝)
5位「赤葦京治(梟谷学園高校)」(182.3㎝)
6位「臼利満(狢坂高校)」(182.2㎝)
7位「矢巾秀(青葉城西高校)」(181.9㎝)
8位「飯綱掌(井闥山学院高校)」(181.4㎝)
9位「白峰周(早流川工業高校)」(181.2㎝)
10位「影山飛雄(烏野高校)」(180.6㎝)
11位「瀬見英太(白鳥沢学園高校)」(179.5㎝)
12位「二岐丈春(条善寺高校)」(178.5㎝)
13位「由良正太(白鳥沢学園中等部3年)」(178.0㎝)
14位「諏訪愛吉(鴎台高校)」(177.8㎝)
15位「穴掘秀一(梟谷学園高校)」(177.0㎝)
16位「花山一雅(和久谷南高校)」(176.6㎝)
17位「茂庭要(伊達工業高校)」(176.3㎝)
18位「白布賢二郎(白鳥沢学園高校)」(174.8㎝)
19位「菅原孝支(烏野高校)」(174.3㎝)
19位「先島伊澄(戸美学園高校)」(174.3㎝)
21位「芳賀良治(常波高校)」(174.0㎝)
21位「夏瀬伊吹(扇南高校)」(174.0㎝)
23位「小牧譲(角川学園高校)」(173.5㎝)
24位「戸倉リアム(鴎台高校)」(173.0㎝)
25位「手白球彦(音駒高校)」(172.2㎝)
26位「孤爪研磨(音駒高校)」(169.2㎝)

セッターとは

セッターは、スパイカーにトスを上げる選手のことで、臨機応変に攻撃を組み立てていくことからチームの司令塔としての役割も担っています。試合中一番多くボールに触れるセッターには、スパイカーが打ちやすいトスを上げる正確性、乱れたボールにも追いつきすぐにセットできる瞬発力や身体能力が必要不可欠。

ほかにも、どんな状況でも落ち着いて試合をコントロールする冷静さや、チームメイトの体調・メンタルを把握するための分析力、瞬間的に戦略を立て実行に移せるバレーIQなど、さまざまな能力が求められる難しいポジションです。

スパイカーに比べるとやや地味なポジションに見えるかもしれませんが、勝敗のカギはセッターが握っていると言っても過言ではありません。

『ハイキュー!!』とは

漫画『ハイキュー!!』は「小さな巨人」と称されたある選手に憧れを抱いた青年・日向翔陽が、バレーを通じて仲間たちとともに成長する過程を描いた青春スポーツ漫画です。

挫折や敗北から多くを学び、強くなる姿にスポットを当てた作品で、2012年から2020年にかけて『週刊少年ジャンプ(集英社)』で連載されました。2014年からスタートしたTVアニメシリーズは、2020年時点で第4期まで放映されています。

『ハイキュー!!』の魅力の一つとして、現実的でリアルな展開が挙げられます。スポーツ漫画で時折見られる実現不可能な必殺技や超常現象はなく、選手たちがひたむきに積み重ねた「努力」が結果に表れます。そのため、日向が所属する烏野高校が公式戦で敗れることも当然あります。

スポーツの世界では避けて通れない「敗北」を噛みしめながらも、挫けず悔しさを糧に成長し続ける姿は多くの読者に勇気と力を与えたことでしょう。

『ハイキュー!!』の最強セッターをランキング形式で紹介しました

『ハイキュー!!』には多くの優秀なセッターが登場する中で、今回最強セッターランキング1位に選ばれたのは同作のもう一人の主人公・影山飛雄でした。かつて孤高の天才だった影山は烏野でチームプレーを知り、大きく成長し世界で活躍する選手となりました。

2位に努力の天才であり、影山が唯一恐れるライバルの及川徹が選ばれたことも、多くのファンを喜ばせる結果となったのではないでしょうか。チームの司令塔と言われるだけあり、セッターはどの選手も個性的で魅力にあふれています。

セッター同士の頭脳戦に注目して試合を振り返ってみるのも、試合中の心理描写が丁寧な『ハイキュー!!』ならではの楽しみ方の一つですよ。

調査時期:2024年10月3日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男女合計304人(男性:228人、女性:76人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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