買い物をしたり、ちょっとしたアンケートに答えたりすることでポイントを貯めて、お得に使うポイント活動、いわゆる"ポイ活"。応援したい自治体へ寄付をするふるさと納税でも、このポイ活ができることをご存じでしょうか。
今回は、ふるさと納税でのポイ活について考えます。
ふるさと納税でポイ活ってどうやってするの?
ふるさと納税とは、寄付をした金額のうち2,000円を超えるものは、その年の所得税から還付・翌年度の住民税から控除される制度です(控除額に上限あり)。
寄付の返礼品として、その土地の特産品などを用意している自治体も多いため、その点に惹かれて制度を利用する方も増えています。
ふるさと納税の受付・運営は各自治体が行っていますが、それを一つ一つ確認して、検討するのは大変ですよね。
そこで、ふるさと納税をしている自治体の情報をまとめて掲載しているポータルサイトから申込みをされている方が多いのではないでしょうか。
ポータルサイトは、「ふるさとチョイス」や「さとふる」といったふるさと納税専門のサイトだけではなく、「楽天」や「auPAY」などのECサイト系のもの、「ANA」「三越伊勢丹」などの旅行・百貨店系のものなど、多岐にわたります。
そういったポータルサイトを利用して、ふるさと納税に申し込めば、ポイントが還元され、買い物やふるさと納税にポイントを利用することができます。
還元されるポイントは、サイト内で使える独自のポイントであったり、マイルであったり、Amazonギフト券であったりとポータルサイトによって異なります。
ちょっと意識するだけでもっとお得に!
ポータルサイトから申し込むだけではなく、ちょっと意識するだけで、さらにお得度が増す方法もあります。
まず挙げられるのが、ふるさと納税の支払い方法にクレジットカードを選択する方法です。ポータルサイトのポイントだけではなく、クレジットカードのポイントも貯めることができます。
また、ポータルサイトで申し込む前に、ポイントサイトを経由することで、ポイントサイトでのポイントを貯めることもできます。
クレジットカードとポイントサイトを併用すれば、一度の寄付で、二重、三重にポイントが貯まることになりますね。
加えて、各ポータルサイトでの期間限定キャンペーンを活用できれば、さらにお得です。
例えば、2020年12月以降は、下記のようなキャンペーンが行われています。
●セゾンのふるさと納税
2020年12月31日まで永久不滅ポイントが5倍プレゼントのキャンペーン
●auPAYふるさと納税
2021年1月1日9:59までPontaポイントが寄付額の1%還元されるキャンペーン
●さとふる
2020年12月1日~12月31日までのキャンペーン対象日(2・3・7・8がつく日)に合計1万円以上寄付すると、1万円ごとを1口として、抽選でギフト券1万円分プレゼントのキャンペーン
キャンペーン内容は毎月変わることが多いので、ご自分に合うキャンペーンが開催されていないか、チェックしてみるのもいいですね。
ポイ活視点でのサイト選びは?
まずは、普段から貯めているポイントが還元されるサイトを選ぶのが一番効率的です。
楽天ポイントを貯めているなら「楽天ふるさと納税」、マイルを貯めているなら「ANAのふるさと納税」というように、貯めやすさ・日常生活での使いやすさを考えるといいでしょう。
その上で、還元率を比較していきましょう。
ただし、ポータルサイトはあちこちに分散させず、一つに絞ることをオススメします。
ふるさと納税で税の控除を受けるには上限額があります。
あちこちのサイトで申し込みをすると、上限額把握といった管理面で、どうしても煩雑になってしまいます。
またポイントにこだわり過ぎると、増えたポイント分以上に、手間や心理的負担が増えることにもなりかねません。
"お得"はちょうどいいバランスで取り入れることを意識したいですね。