季節やイベントにあわせて使いたい"生きた"英語フレーズを紹介していきます。どれも短いフレーズなので簡単に覚えることができるはず。ぜひ、お気に入りのフレーズを見つけて、使ってみてくださいね。

2月はバレンタインの季節。好きな人へ想いを伝える人もいるはず。今回はバレンタインの季節に使えるフレーズを英会話イーオンの講師がご紹介します。

  • バレンタインの季節にぴったり! 英語で愛を伝えよう

■想いを伝える英語表現の紹介

フレーズを紹介する前にまずお伝えしたいこととしては、日本と英語圏でのバレンタインに対する習慣・考え方の違いです。日本では女性が男性へチョコレートを渡す、ということがほとんどですよね。一方、英語圏でのバレンタインは、基本的に男性から女性へ告白をするといったように、日本とは真逆の習慣があります。

またチョコレートに限らず、花束をプレゼントすることも多いです。他にも、友チョコ・義理チョコといったものも、日本独自の習慣。こういったバレンタインの文化・習慣の違いもぜひ覚えておいてくださいね。

ときめく! 告白フレーズとは

さて、まずは好きな人に想いを伝える時に使える表現をご紹介します。告白する時によく聞くフレーズをチェックしていきましょう。

・Will you be my Valentine? (恋人になってくれませんか?)
・I'm crazy about you! (もうあなたに夢中なんです)
・I'm in love with you. (あなたに恋してます)
・I have been attracted to you for a long time. (長いこと、あなたに惹かれています!)
・I'm head over heels for you. (あなたに夢中/ぞっこん/メロメロです)

【ワンポイント】
最後のhead over heels には2つの意味があり、「頭の上にかかと」つまり「逆さまに」の意味と、もう1つが「ある人に夢中だ、ほれている」と意味も持ちます。また、「I fall head over heels for him/her. (彼/彼女に夢中です)」のように動詞fall (倒れる)と一緒に使う場合もあります。

英語だとカッコいい!? ロマンチックな愛のささやき

・I cannot live without you.(あなたなしでは生きていけません)
・You stole my heart.(あなたに心を奪われました)
・No words can describe how much I love you.(言葉では足りないぐらい、あなたを愛しています)

日本語だと恥ずかしくて言えない! という人も少なくないはず。ですが、英語でなら恥ずかしさも軽減するかもしません。また、こういったロマンチックな表現は、映画などで出てくることがしばしば。ぜひ、映画やドラマなどもチェックしてみてください。

友チョコ・義理チョコを渡す時のお役立ちフレーズ

記事の冒頭で説明した通り、海外にはない日本ならではの文化にはなりますが、恐らく記事を読まれているみなさんは、友チョコ・義理チョコを送ることもあるはず。友達にバレンタインをあげる時に使える表現をご紹介します。

・I'm so lucky that you're my friend.(あなたと友達でよかった)
 直訳すると、「あなたが私の友達で、私はとても幸運です」つまりは、友達でよかった!と伝えたい時に使えます。
・I hope our friendship will last forever! (ずっと友達でいようね!)
 last forever は「永続する」という意味です。ずっと友達でいたいという気持ちを伝えられます。

また仕事の同僚や上司へ日頃の感謝を伝えるためにプレゼントすることもありますね。そんな時はこちらの表現が使えますよ。

・Thank you so much for your help and support.(いつもサポートと手助けをありがとう)
・You're the best coworker/boss I've ever had!(今までで最高の同僚/上司です!)
・I'm lucky that you're my coworker.(あなたが同僚でよかった!)
・Thank you for being such a great coworker.(あなたみたいな素晴らしい同僚がいて感謝しているよ)
・You don't know how much I appreciate your help. (あなたの手助けにどれだけ感謝していることか!)

【ワンポイント】
例文のThank you for ……という代わりに、I appreciate……というビジネス英語でもよく使われる単語を使って言い換えが可能です。
Thank you for your help. = I appreciate your help.
またgrateful という形容詞でも「感謝」を伝えることができます。
I appreciate your help. = I'm grateful for your help.

■バレンタインをもらった側が使える表現

バレンタインで誰かにプレゼントをする時の表現はいかがでしたか? 逆にプレゼントをもらった時、感謝や嬉しい気持ちもしっかりと伝えたいですよね!「Thank you!」でも、もちろん気持ちは伝わりますが、少し違う表現も使ってみてはいかがでしょうか?

・Your gift made my day! (幸せな気分になれました)
・Thank you for thinking of me! (私のことを考えてくれてありがとう!)
・You're as sweet as this chocolate! (とっても優しいね!)

【ワンポイント】
3つ目の文章にある、sweetは「甘い」という意味だけでなく、You are sweet.(優しいね!)のように「優しい」という意味でも使われます。例文ではas~as という「同等比較」を使った表現となります。ちなみに、他にも同等比較を使った表現を覚えておくと役に立ちます!

・I'm as free as a bird. (私はすごく自由です)
 as free as a bird=「鳥のように自由」つまり、「すごく自由」となります。
・He's as busy as a bee. (彼は多忙だ)
 As busy as a bee =「ハチのように忙しい」つまり、「多忙だ」となります。

■友達を応援する時の表現

ここからは番外編として、バレンタインに好きな人に告白をしようとしている友達を励ます表現もご紹介します。

・Good luck with your Valentine! (バレンタイン、頑張ってね!)
・All the best for your Valentine! (バレンタイン、頑張ってね!)

【ワンポイント】
どちらも「頑張ってね!」と応援する時に使えますよ。ちなみに、ここで紹介した表現は、"Valentine"の部分を別の単語に変えることで、いろいろなシチュエーションで応用ができます。 例えば……
・Good luck with your job hunting. (就活、頑張って)
・Good luck with your job interview. (面接、頑張って)
・Good luck with your new life in Tokyo. (東京での新生活、頑張って)
 など、いろいろなシチュエーションで応援したい時に使える便利な表現です。

愛や感謝を伝えるさまざまな表現方法を紹介しました。ぜひ、英語を使ってみなさんも大切な人たちへ想いを届けてみてください。素敵なバレンタインとなることを祈っています!