『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が手がけ、全世界歴代興行収入1位(2025年時点)の作品も輩出している映画「アバター」シリーズ。パンドラという神秘の衛星を舞台に、青い肌をしたナヴィという先住民と人類の戦いが描かれています。

パンドラの世界観や、キャメロン監督がこの作品のために開発したカメラシステムによる映像美など、見どころがたっぷりなのが「アバター」シリーズの特徴です。

本記事では、この映画「アバター」シリーズを見る順番を公開順と時系列含めてご紹介していきます。

映画「アバター」シリーズを見る順番

「アバター」シリーズの見る順番を理解するにあたり、まずはシリーズの公開順と時系列を把握しておきましょう。

「アバター」シリーズの公開順

  1. 映画『アバター』(2009年)
  2. 映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022年)
  3. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(2025年12月公開予定)

「アバター」シリーズは、3作品が制作されています。最新作の『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は2025年12月に日米同時公開される予定です。

「アバター」シリーズの時系列順

続いて、「アバター」シリーズの時系列は以下のようになっています。

  1. 映画『アバター』(2009年)
  2. 映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022年)
  3. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(2025年12月公開予定)

「アバター」シリーズは時系列順に展開していきます。

「アバター」シリーズを見るおすすめの順番

公開順と時系列を踏まえたうえで、「アバター」シリーズは、以下の公開順で見ることをおすすめします。

  1. 映画『アバター』(2009年)
  2. 映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022年)
  3. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(2025年12月公開予定)

「アバター」シリーズは公開順が時系列と同じなので、ストーリーやつながりを理解するには、公開順に見ていくのがよいでしょう。

「アバター」シリーズのキャスト・あらすじ一覧

ここからは「アバター」シリーズのあらすじやキャストを紹介します。

『アバター』

あらすじ

下半身不随となった元海兵隊員のジェイク・サリーは、パンドラという衛星に赴任する。そこにはナヴィと呼ばれる知的生命体と、さまざまな植物や動物が生息していた。ジェイクは人類とナヴィのDNAを組み合わせた「アバター」を操り、ナヴィの弱点を探るという任務につく。その任務中、ジェイクはナヴィの族長の娘・ネイティリと出会う。2人は恋に落ち、ジェイクはナヴィとともに生きようとするが……。

出演/サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ミシェル・ロドリゲス
監督/ジェームズ・キャメロン
公開年/2009年

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

あらすじ

先住民のナヴィが人間たちを神秘の星・パンドラから追い出し、16年が経った。元海兵隊員で人間のジェイク・サリーは、パンドラでアバターの体になり、ナヴィの妻・ネイティリ、そして4人の子どもたちとともに暮らしていた。その頃、人間はナヴィと人間のハイブリッドとなる生命体・リコンビナントを作り出していた。ある日ジェイクの前に、彼を追うクオリッチ大佐の記憶を移植したリコンビナントが現れる。ジェイク一家は森を去り、海の部族であるメトカイナ族のもとへ身を寄せた。しかしやがて追っ手が現れ……。

出演/サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ケイト・ウィンスレット、ジョヴァンニ・リビシ
監督/ジェームズ・キャメロン
公開年/2022年

『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』

あらすじ

地球は滅亡の危機に瀕していた。人類は神秘の星・パンドラへの侵略を開始する。元海兵隊員で、今はナヴィの一員として暮らしているジェイク・サリーは、人類との戦いを決意する。しかし、人類と戦おうとするジェイクたちの前に灰の部族であるアッシュ族が立ち塞がる。彼らはパンドラの神「エイワ」に裏切られたと感じ、パンドラを憎んでいたのだ。そんなアッシュ族にクオリッチ大佐が近づき、パンドラへの復讐を果たそうとしていた……。

出演/サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ケイト・ウィンスレット、クリフ・カーティス
監督/ジェームズ・キャメロン
公開年/2025年

「アバター」シリーズの主要キャラ

「アバター」シリーズに登場するキャラクターについて紹介します。

ジェイク・サリー(サム・ワーシントン) 下半身不随となった元海兵隊員。亡くなった兄に代わりパンドラへやってきて、ネイティリと恋に落ち、ナヴィの精神性や文化に感化されていく。ナヴィの一員としてパンドラを守るために人間と戦う
グレイス・オーガスティン博士(シガニー・ウィーバー) 地球からやって来た人間の植物学者で、アバター計画を率いている。自らもアバターを操りナヴィたちと触れ合いながらパンドラの生態系を研究していた。やがてキリを出産する
マイルズ・クオリッチ(スティーブン・ラング) 元海兵隊の大佐で、ジェイクの上官だった男。傭兵部隊を率い、ナヴィと対立する。一度は死亡するが、記憶を移植されたリコンビナントとしてジェイクの前に立ち塞がる
トゥルーディ・チャコン(ミシェル・ロドリゲス) 元海兵隊員で、アバター計画では輸送を担当するヘリパイロット。クオリッチに反発し、ジェイクとともに人間に反旗をひるがえす
パーカー・セルフリッジ(ジョヴァンニ・リビシ) パンドラの採掘をもくろむRDA社の鉱物資源開発の責任者。ジェイクたちにパンドラから追放されるが……
ネイティリ(ゾーイ・サルダナ) パンドラの原住民であるナヴィの狩猟部族・オマティカヤ族の族長の娘。ジェイクと恋に落ちて結婚し、子どもをもうける
ネテヤム(ジェイミー・フラッターズ) ジェイクとネイティリの長男。優秀なナヴィの戦士で、父親を慕っている
ロアク(ブリテン・ダルトン) ジェイクとネイティリの次男。優秀な兄に劣等感を抱くトラブルメーカー。海の生物ともコミュニケーションを取れる心の優しさを持つ
スパイダー(ジャック・チャンピオン) パンドラで生まれ育った地球人の少年。養子としてジェイクとネイティリに育てられる
キリ(シガニー・ウィーバー) グレイスのアバターから生まれた少女で、ジェイクとネイティリに育てられた。パンドラの自然を愛し、不思議な力を有している
トノワリ(クリフ・カーティス) パンドラの海の部族・メトカイナ族のリーダー
ロナル(ケイト・ウィンスレット) メトカイナ族のリーダーであるトノワリの妻で、勇敢な女戦士

「アバター」シリーズとは

「アバター」シリーズはジェームズ・キャメロン監督が手がけた、神秘の衛星・パンドラを舞台とするSF作品シリーズです。パンドラで暮らす知的生命体・ナヴィと、彼らに共鳴した(元)人間の主人公・ジェイク、そしてパンドラに眠る資源を狙う人間たちの姿を描いています。

2009年に公開されたシリーズ第1作は全世界歴代興行収入1位を記録。さらに2022年公開のシリーズ第2作も世界歴代興収3位を記録するという大ヒットシリーズです。このシリーズは全5部作となることが発表されており、シリーズ第3作は2025年12月、シリーズ第4作は2029年12月、シリーズ第5作は2031年12月の公開が予定されています。

「アバター」シリーズの何がすごいのか?

「アバター」シリーズの魅力は、やはりなんといっても神秘の衛星・パンドラの美しさでしょう。ジェームズ・キャメロン監督は、この作品を3Dで撮影するために「フュージョン・カメラ・システム」という技術を開発しました。このシステムにより、奥行きのある3D映像が実現し、観客は幻想的なパンドラの世界で浮遊しているような感覚を味わえる作品となっています。

また、その細部まで緻密に設定されたパンドラの世界観も見どころの一つです。パンドラに生息する生命体がすべて「エイワ」というネットワークでつながっているという設定で、パンドラに生きる生物は神経繊維のような器官を持ち、かすかに発光しています。自然と調和しながら生きるパンドラの先住民・ナヴィが生きる森や海、そしてそこで生息する生物たちの造形にも、ぜひ目を向けて見てください。

「アバター」シリーズが見られる動画配信サービス

「アバター」シリーズを初めて見るという方や、前に見たことはあるけれど、一気に見直したいという方は、定額制の動画配信サービスで視聴するのがよいでしょう。

2025年11月時点で「アバター」シリーズが見られる主な動画配信サービスとしては以下があります。

Amazon・プライム・ビデオ

  • 『アバター』
  • 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

Hulu

  • 『アバター』
  • 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

ディズニープラス

  • 『アバター』
  • 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

「アバター」シリーズは複数の動画配信サービスで視聴可能です。お好きなサービスを利用するとよいでしょう。

「アバター」シリーズの見る順番やあらすじを紹介しました

本記事では、「アバター」シリーズについて紹介しました。ジェームズ・キャメロン監督がこだわりを集結させた「アバター」シリーズには、技術面、映像面のみならず、ストーリー面でも見どころがたっぷりつまっています。

もし未見ならば、2025年12月のシリーズ第3作の公開までに、ぜひ前2作を見てみてください。パンドラの世界観を知れば、ぜひ第3作を映画館の大きなスクリーンで見たくなるはず。「アバター」シリーズは、大スクリーンにて3Dで見るのにぴったりなシリーズです。2031年まで続く予定のパンドラの残りの旅を、これからはぜひスクリーンで体感していただければと思います。

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