FPやフードコーディネーターなど、多彩な資格を持つ武田真由美さんが「体の内側からきれいになる」を目指すための節約レシピを紹介する連載「エイジングケアは安くおいしく! 」。今回はパーティーシーズンにぴったりな、ヘルシーレシピをお届けします。

千変万化する豆腐でパーティーメニュー

こんにちは! 武田真由美です。早いものでもう師走となり、2017年もあと1カ月を切りました。12月は楽しいイベントの多い月なので、いっぱい楽しみましょう♪ ただし、忘年会やクリスマスパーティー、そして年が明けての新年会とイベントが続くので、体のケアもお忘れなく!

今回はクリスマスパーティーにもお勧めな「ほうれん草とウインナーの豆腐グラタン」をご紹介します。グラタンと言えばホワイトソースを思い浮かべがちですが、今回は豆腐でホワイトソースを代用しているため、ヘルシーな仕上がりとなっています。

豆腐は安定してリーズナブルなので、食費節約には欠かせない存在です。お肉の代わりにたんぱく源としても使えるうえ、大豆イソフラボンの効果も期待できるので、体にも財布にも優しいステキな食材です。お肉の代わりに、あるときはホワイトソースの代わりにと、いかようにもアレンジできるので、魅力あふれる食材です。

では、作り方です。

ほうれん草とウインナーの豆腐グラタン

豆腐がメインなら、少々食べすぎても許されますよね!

材料(2人分)

ほうれん草 1/4束 / 玉ねぎ 1/4個 / ウインナー 3本 / ピザ用チーズ 15g/ オリーブ油 大さじ1 / 乾燥パセリ 適量

A(絹ごし豆腐 1丁<300g> / マヨネーズ 大さじ1 / 顆粒コンソメ 小さじ1)

つくり方


1.ほうれん草は3㎝幅に、玉ねぎは薄切りに、ウインナーは斜めに薄く切る。フライパンにオリーブ油を熱して玉ねぎを炒め、しんなりしてきたらほうれん草とウインナーを加えて炒める。

2.ボウルにAを入れてよく混ぜ、豆腐をなめらかにする。

3.耐熱皿に1を入れ、2の豆腐ソースをかけてピザ用チーズをトッピングし、オーブントースターでチーズにこんがり焼き色がつくまで(約10分)焼く。

  • ほうれん草は3㎝間隔に、玉ねぎは薄切りに、ウインナーは斜めに薄く切る。フライパンにオリーブ油を熱して玉ねぎを炒め、しんなりしてきたらほうれん草とウインナーを加えて炒める

    ほうれん草は3㎝幅に、玉ねぎは薄切りに、ウインナーは斜めに薄く切る。フライパンにオリーブ油を熱して玉ねぎを炒め、しんなりしてきたらほうれん草とウインナーを加えて炒める

  • ボウルに絹ごし豆腐、マヨネーズ、顆粒コンソメを入れてよく混ぜ、豆腐をなめらかにする

    ボウルに絹ごし豆腐、マヨネーズ、顆粒コンソメを入れてよく混ぜ、豆腐をなめらかにする

  • 耐熱皿にほうれん草などを入れ、豆腐ソースをかけてピザ用チーズをトッピングし、オーブントースターでチーズがこんがり焼き色がつくまで焼く

    耐熱皿にほうれん草などを入れ、豆腐ソースをかけてピザ用チーズをトッピングし、オーブントースターでチーズにこんがり焼き色がつくまで焼く

ほうれん草は小松菜やチンゲン菜などに代えても大丈夫です。野菜高騰時は、冷凍野菜のほうれん草や小松菜を使ってもかまいません。組み合わせる食材はアレンジできますので、家にある食材を使ってみてください。

豆腐は、なめらかな仕上がりになるので絹ごし豆腐を使いましたが、木綿豆腐を使ってももちろん大丈夫です。また、2の工程で豆腐ソースを作る際は、豆腐を10分ほどペーパーで包み、水気を切ってから使うとさらによいです。

材料費は1人あたり63円(調味料は除く・底値で計算)とリーズナブルです。大きめの耐熱皿で作れば、クリスマスパーティーの一品としてどどーんと食卓へ♪ パーティーレシピとしても使えますよ。

ぜひ、お試しくださいね。

筆者プロフィール: 武田真由美

ファイナンシャルプランナーをはじめ、食生活アドバイザー、食育インストラクター、フードコーディネーターなどの資格を持つ。雑誌やテレビなどで幅広く活動し、節約アドバイスなども行う一方で、ダイエットレシピやメタボ対策レシピなどの講座も開く。ブログ「真由美さんの1週間2500円節約レシピ」で紹介する簡単おいしい節約レシピが好評。ブログ読者登録数は9万人を超える(2017年4月時点)。近著に「節約女王・武田真由美の1週間2500円ごはん」(主婦と生活社)がある。