ハンブルガーSV戦に揃って先発出場した(左)小杉啓太と(右)堂安律 [写真]=Getty Images

 ブンデスリーガ第8節が11月1日に行われ、フランクフルトとハンブルガーSVが対戦した。

 今夏に就任したアドルフ・ヒュッター監督のもとで試行錯誤が続くフランクフルト。現在は2勝2分3敗の14位にとどまっており、連勝を目指した前節は強敵ドルトムントに0-1で敗れた。チームの調子が今ひとつ上がらぬ中、日本代表MF堂安律は開幕節を欠場したものの、直近では6試合連続先発出場中。また、在籍2年目を迎えた小杉啓太も前節は出番なしとなったが、ここまで7試合中6試合に先発出場と、2人の日本人選手は揃って主力として活躍している。

 堂安と小杉ともに先発出場した一戦は序盤からスコアが動く。まずは10分、自陣右サイドでのスローインからパスを繋ぎ、左から内側へ絞った小杉が起点となって巧みにプレスを回避すると、ジャン・ウズンのスルーパスにファレス・シャイビが反応。ボックス内左から中央へ折り返すと、これがオウンゴールを誘発し、フランクフルトが先制に成功した。

 ハンブルガーSVもすぐさま反撃。失点からわずか4分後、左に大きく開いたミロ・ミュハイムがゴール前にクロスを送り、相手のクリアミスを見逃さなかったテレム・オフィが押し込み、試合を振り出しに戻した。

 試合は1-1のまま後半へ突入し、先制ゴールの起点となった小杉はハーフタイムでベンチに下がる。47分、右コーナーキックを獲得したフランクフルトはシャイビがアウトスイングのクロスを送ると、リリアン・ブラシエのヘディングシュートが弾かれたこぼれ球をラファエル・オニェディカが押し込んだ。さらに69分にはウズンのボール奪取からショートカウンターを発動し、スルーパスに抜け出したユネス・エブヌタリブの豪快な一撃でリードを広げる。

 終盤にはピンチもあったフランクフルトだが、GKノア・アトゥボルの好セーブもあり追撃を許さず。試合は3-1で終了し、フランクフルトが同カードだったDFBポカール2回戦に続き勝利を収めた。堂安はフル出場を果たした。次節、フランクフルトは7日にアウェイでパーダーボルン、ハンブルガーSVは6日にホームで橋岡大樹、板倉滉、宇野禅斗、町野修斗が所属するボルシアMGと対戦する。

【スコア】
フランクフルト 3-1 ハンブルガーSV

【得点者】
1-0 10分 ヴァルムド・オマリ(オウンゴール/フランクフルト)
1-1 14分 テレム・オフィ(ハンブルガーSV)
2-1 47分 ラファエル・オニェディカ(フランクフルト)
3-1 69分 ユネス・エブヌタリブ(フランクフルト)

【動画】小杉啓太が起点を作りフランクフルトが先制点