「すげえ傷ついた」――。テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が、予約困難な飲食店で偶然知人たちと遭遇した際、思いがけないショックを受けたという。28日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜27:00~28:30)で、知人たちの微妙な反応から気づいてしまった“自分の立場”について語った。

  • 佐久間宣行氏

    佐久間宣行氏

予約困難な店へ向かう途中、銀髪の知人と偶然再会

この日、佐久間氏が振り返ったのは、テレビ東京時代の先輩と東京・阿佐ヶ谷で食事をした際の出来事。なかなか予約が取れない人気店の席を確保できたため、仕事終わりの午後9時ごろに待ち合わせることになったという。

ところが、予定していた仕事が早く終わり、食事まで約2時間の空き時間ができた。佐久間氏は阿佐ヶ谷へ先に向かい、銭湯とサウナで時間を過ごすことに。そこから店へ歩いて向かっていると、突然「P! Pじゃない?」と声をかけられた。

振り返ると、そこにいたのは、数年前に焼肉店で偶然隣り合わせになり、仲良くなった銀髪の男性だった。佐久間氏によると、長い銀髪に派手な服装という印象的な人物で、自分を「P」と呼ぶ数少ない知人だったという。

思いがけない再会を喜び、近況を話しながら歩き始めた2人。しかし、なぜか相手の様子がよそよそしい。しかも、歩く方向がずっと同じだった。

知人たちが顔を見合わせ…「俺、呼ばれてるか?」

やがて予約した店の前に到着すると、そこには6~7人ほどの集団が待っていた。よく見ると、その中に佐久間氏の知り合いが2人いたという。

彼らは銀髪の男性を通じて知り合ったグルメ仲間で、佐久間氏も3~4カ月に一度ほど食事に誘ってもらっていた人たちだった。

ところが、佐久間氏があいさつすると、知人たちは笑顔を見せながらも、互いの顔を見合わせて落ち着かない様子。佐久間氏は、すぐにその理由を察したという。

「奇跡的な偶然で同じ店を予約してね」

佐久間氏と先輩が予約した席と、知人グループの予約が、たまたま同じ日時に重なっていたのだ。しかし、知人たちは、佐久間氏が自分たちの食事会に呼ばれてやって来たのではないかと勘違いしているように見えたという。

佐久間氏は、その場の空気を「佐久間、今日呼んだっけ?」「え、お前が呼んだ?」「6席しかないよ」と、知人たちが心の中で確認し合っているかのようだったと再現。「すげえ傷ついた(笑)!」と振り返った。

「この人たちが一軍で」気づいてしまった“二重のショック”

さらに、佐久間氏を傷つけたのは、別の気づきだった。普段、自分が食事に誘われるのは数カ月に一度。しかし、この日はいつもの知人たちに加え、初めて見る参加者もいた。

その光景を目の当たりにした佐久間氏は、「この人たちが一軍で(笑)」「この人たちの誰かが来れないときに、俺が呼ばれてるんだっていうのを、ついに明確に分かっちゃったんですよ(笑)!」と、自虐交じりに告白。

もちろん、知人たちが実際にそう考えていたかは分からない。それでも、普段は見えなかったグループの顔ぶれを偶然目撃し、自分が“控えメンバー”なのではないかと感じてしまったという。

佐久間氏は「いや違う違う。俺もたまたま、ようやく取ったらこの日で。そんな偶然あるんすね」と説明。その後、先輩が到着し、知人グループは個室、佐久間氏たちはカウンター席へと分かれた。

気まずい状況はひとまず収まったものの、偶然の再会から自分の交友関係について考えさせられることになった佐久間氏。思いがけない“二重のショック”を、笑いを交えながら振り返っていた。

【編集部MEMO】
『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』は、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏がパーソナリティを務めるニッポン放送のラジオ番組。2019年4月にスタートし、テレビや映画などのエンタメ情報に加え、自身の仕事や日常で起きた出来事などを紹介している。