日本代表DF荒木隼人

 活動開始前に冨安健洋、ベネズエラ戦後に安藤智哉と渡辺剛がケガにより離脱し、最終ラインが手薄となった日本代表。望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)と荒木隼人(サンフレッチェ広島)、日本代表キャップを持つ2人のJリーガーを追加招集し、30日からチームに合流した。

「昨日の朝に連絡があった」と明かしたのは荒木。前日の29日(火)はJリーグヤマザキビスケットルヴァンカップの栃木シティ戦が行われ、広島は敵地で2-0と勝利を収めた。雨の影響により「ピッチコンディションとしては、なかなか体験することがなく難しかったですけど、その中でもチームとして勝てたことは自分にとっても大きい」と荒木は先発フル出場で完封勝利に貢献し、横浜で活動中の日本代表に合流。フル出場明けということもあり、30日の公式練習ではトレーナーと個別で調整した。

 28日(月)のキリンチャレンジカップ2026 ベネズエラ戦は、エディオンピースウイング広島で行われ、荒木は日本代表の前日練習をスタンドから見学していた。「もともとチーム(広島)からは『前日練習に行きたい人がいれば行ける』という話がありました。日本代表は3バックをやっていますし、見れば学ぶこともあるだろうし、いい刺激を受けられるんじゃないかなと思って行きました」と自ら志願してスタジアムへ。練習開始前には森保一監督とも握手を交わしており、その際には「もしかしたら(追加招集で)呼ぶかもね」という会話があったという。「本当にこういう形になるとは思ってもいなかったですね」と追加招集に驚きを隠せない様子だった。

 日本代表4キャップを持つ荒木。最後に招集・出場したのは、昨年9月に行われたアメリカ遠征のアメリカ代表戦。大幅にメンバーを変更して臨んだ一戦は、0-2で敗れて悔しい思いをした。「ちょうど1年前、その時は悔しい思いをしたことも多かったので、今回はしっかりとその悔しさを晴らせるようなチャンスがあれば晴らしたい」と意気込んだ。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)

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