やはりヴィニとエンバペの共存は不可能? [写真]=Getty Images

 ダービーマッチで低調なパフォーマンスを見せたレアル・マドリードについて、現地解説者たちが批評した。20日、スペイン紙『アス』が伝えた。

 レアル・マドリードは20日のラ・リーガ第7節でアトレティコ・マドリードと対戦し、1-2で敗戦。ジョゼ・モウリーニョ監督が先発にチョイスしたフェデリコ・バルベルデとオーレリアン・チュアメニのダブルボランチは展開力に欠け、強豪相手にキリアン・エンバペとヴィニシウス・ジュニオールの併用は通じないことが改めて証明された。

 ディーン・ハウセンの退場後、ヴィニシウスと代わって投入されたヤン・ディオマンデは違いを生み出した。同じく途中出場のベルナルド・シウバも、潤滑油としてスターティングメンバーから必要だったかもしれない。

『アス』紙のトマス・ロンセロ編集長は『カデナ・セル』の『カルーセル・デポルティーボ』のなかで、「レアル・マドリードは、かつてのようにダービーに臨んでいない。彼らは、どこか気掛かりなほど無関心な態度でプレーしている。勝てばそれでいいし、負けても大した問題ではない、といった感じだ」とコメント。勝者のメンタリティを失いつつある”白い巨人”に警鐘を鳴らし、“スペシャル・ワン”に対しエンバペやヴィニシウスに対する強気の姿勢を求めている。

「モウリーニョは厳しい決断を下す必要があり、そのために、ここにいる。少なくとも私たちはそう思っていた。ディオマンデは先発で起用すべきだ。ヴィニシウスはベンチを温めることを覚える必要がある。エンバペはスターらしく振る舞い、チームを牽引し、集中力を切らさないでいなければならない」

「ベルナルドは中央でプレーすべき。(カルロス・)エスピも同様だ。私は、ハングリー精神を持ち、ふざけるのをやめる選手たちを求めている。エゴやビッグネームに頼るのをやめよう。(ジュード・)ベリンガムがリーダーになるべきだ。そうすれば、チームは別物になるだろう。今のままでは結局、昨年の二の舞だ」

 同番組に出演したアルバロ・ベニート氏も「根本的な問題だ。第7節を迎えたが、レアル・マドリードがどのようなチームを目指しているのか、私にはまだはっきりしない。このチームは、ボールを保持せずに試合を支配し、ピッチのどこかでボールを奪い返し、走り回る。それがこのチームに在籍する選手たちの持ち味だ。守備を固めつつ、効果的に攻撃を仕掛ける戦略が必要だ。そして、それこそがモウリーニョのキャリアにおける強みだった」と語り、レアル・マドリードの迷走を危惧している。

【ハイライト動画】アトレティコ・マドリード 2-1 レアル・マドリード