マイナビは9月6日、マイナビ銀座オフィス(歌舞伎座タワー23F) にて、同社の従業員とアルムナイ(元社員)を対象としたアルムナイ・ビジネスマッチング&交流イベント「Reunion(リユニオン)3」を開催した。今回で3年連続の開催となる。
元社員と現役社員が再会、交流から新たなビジネスへ
マイナビでは、アルムナイとの継続的なつながりをつくるため、2023年8月から「マイナビ アルムナイコミュニティ」を運営している。「Reunion」はその取り組みの一環として、アルムナイと現役社員が再会し、新たな交流や協業のきっかけをつくるイベントだ。
会場では、元マイナビ社員が登壇する「アルムナイビジネスピッチ」をはじめ、交流したい相手をつなぐ「コーディネーターブース」、マイナビ社員がアルムナイに業務委託などの案件を紹介する「社員案件紹介ブース」など、さまざまなコンテンツを用意した。
また、会場には子どもと一緒に参加できる環境も整えた。「キッズスペース」や「小学生キャリアワークショップ」を用意するなど、参加者それぞれの事情に配慮しながら交流できる工夫を取り入れている。こうした取り組みを通じて、退職後も続くつながりを生かし、新たな協業やキャリアの可能性が生まれる機会をつくっている。
開会式では、マイナビ代表取締役 社長執行役員の粟井俊介氏があいさつ。粟井氏は2年前の初開催時は、人事を担当していた。
「アルムナイの皆さんにとっては、今のマイナビがどのような事業や取り組みをしているのか、なかなか想像しづらい部分もあるかと思います。その変化をぜひ今日の機会に知っていただきたいですし、アルムナイの皆さんと現役社員の皆さんが交流することで、共に未来に向かって歩んでいける仲間として、この場がより有意義なものになればうれしいです。皆さん、ぜひ楽しんでいってください」
「アルムナイビジネスピッチ」には、5人の元マイナビ社員が登壇した。それぞれが現在所属する企業や、自ら経営する会社で取り組んでいる事業を紹介。かつて社内で築いたつながりを、現在のビジネスへと発展させる機会となった。
過去の「Reunion」では、イベントで生まれたマッチングが実際の取引につながったケースもあるという。今回も事前募集の段階から登壇希望者が多く、時間の都合から参加枠を調整するほどだった。
退職によって関係が途切れるのではなく、互いに異なる場所で経験を積んだからこそ、新たな形で仕事につながる。「Reunion」は、そうしたアルムナイならではの可能性を具体的な協業へとつなげる場にもなっている。
話したい人と仕事をつなぐ、新たな2つの仕組み
今年は、アルムナイと現役社員の接点をさらに広げるため、2つのコンテンツを新設した。
1つ目は「コーディネーターブース」だ。マイナビ社員がコーディネーターとなり、「こんなマイナビ社員と話したい」「○○の経験があるアルムナイと話してみたい」といった相談を受け、それぞれに合った相手との交流をサポートする。
また、アルムナイ限定で、マイナビへの再入社に興味がある人と人事担当者とのカジュアル面談をつなぐ役割も担った。ビジネス上の協業だけでなく、再入社という選択肢も含めて、アルムナイとマイナビとの新たな接点を生み出す仕組みだ。
2つ目は「社員案件紹介ブース」。協業や業務委託の案件を持つマイナビ社員がブースで待機し、アルムナイに具体的な仕事を紹介した。
当日は、新卒領域におけるマーケティングと営業をつなぐ実務メンバーの募集や新規事業として取り組む子ども向けコーチングAIサービスの事業開発業務などを紹介。交流だけで終わらず、具体的な仕事へつなげる機会を設けた。
子どもと一緒に参加できる小学生向けキャリア教育も実施
参加のハードルを下げるための工夫も多くみられた。例えば、開催日は、平日は仕事で時間を取りにくい人や遠方から足を運ぶ人も参加しやすい日曜日に設定。子育て中のアルムナイが子どもと一緒に来場できるよう、会場には保育士が見守るキッズスペースも設けた。小さい子を預ける場所が交流会場のすぐそばにあるため、保護者は子どもの近くにいながら、参加者との会話に時間を使うことができる。
さらに、小学生向けに、仕事や将来について考える「小学生キャリアワークショップ」 を実施。マイナビが中学生向けに展開しているプログラムを小学生向けに再構成し、オリジナルのカードゲーム教材を活用。子どもたちはゲームを楽しみながら、さまざまな仕事やキャリアに触れる機会も。
大人が旧知の仲間や新たな仕事相手との交流を深める一方で、子どもたちにも学びの時間を用意する。家族で参加できる仕組みを整えることで、子育て中のアルムナイにとっても足を運びやすいイベントとなった。
第4回、第5回へ…継続することで広がるアルムナイの可能性
イベントの最後には、執行役員 人事企画本部長の神戸信康氏があいさつ。
「同窓会に近いところから何かご縁が生まれていくことで、新たなビジネスが生まれていくのがアルムナイの本来の姿ではないかと思っています。そして、継続していくことがすごく大切だと思っています。今回、第3回を迎えましたが、第4回、第5回とどうなっていくかが大切です。また来年の今頃、企画するかと思いますので、ぜひご参加いただければと思います」
3年目を迎えた「Reunion」は、懐かしい仲間との再会だけでなく、新たな仕事やキャリアにつながる場へと広がりを見せている。マイナビでは今後もアルムナイとのつながりを継続し、現役社員とアルムナイが互いの経験や強みを生かしながら、新たな価値を生み出せる関係づくりを進めていくという。








