決勝点を決めた神戸の武藤嘉紀 [写真]=Getty Images

 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第1節が16日に行われ、ポートFC(タイ)とヴィッセル神戸(日本)が対戦した。

 新たに就任したミヒャエル・スキッベ監督のもとで明治安田J1百年構想リーグを制覇し、3年連続でアジアへの挑戦権を手にした神戸。前回大会はベスト4まで駒を進めたものの、準決勝では最終的に連覇を達成したアル・アハリ・サウジ(サウジアラビア)に敗れた。今シーズンのJ1では5勝1分1敗の2位につけ、直近4連勝を達成するなど好調を維持。勢いそのままにポートFCを撃破し、白星発進となるだろうか。

 開始早々の10分に神戸が幸先良く先制する。ジエゴが左サイドからロングスローを送ると、髙橋壱晟で頭で後方へ逸らし、最後は大外で待ち構えていた小松蓮がシュート。J1でも得点を量産している“得意の形”でネットを揺らした。

 序盤はロングボールを多用していた神戸だが、時間の経過とともに後方から丁寧にボールを繋いで攻め込むシーンも増えていく。27分、左に大きく開いたジエゴが永戸勝也とのワンツーでボックス内まで侵入し、最後はマイナスの折り返しに井手口陽介が合わせたが、シュートは枠の外へ。その5分後には高橋が右からアーリークロスを供給すると、相手DFを背負って収めた小松が反転から左足を振るも、これも枠を捉えることができなかった。

 すると45+1分、セットプレーのこぼれ球を回収されると、最後はイッサム・アル・サブヒのヘディングシュートが小松に当たってゴールに吸い込まれ、1-1で前半終了となった。

 後半の立ち上がりは神戸がゴールに迫る。52分、カエターノの絶妙なロングフィードに抜け出した大迫勇也がフィニッシュまで持ち込むも、相手GKが好セーブ。60分にはジエゴの大きなクロスを武藤が収め、マイナスへの落としを受けた井手口が右足を振ったが、強烈なボレーシュートは枠の右に外れた。立て続けのチャンスを逃したが、61分に武藤嘉紀が髙橋、大迫と絡んだ鮮やかな連携からボックス内右へ侵入し、GKとの1対1を制して勝ち越しに成功する。

 その後は一進一退の攻防が続く。90+1分にはポートFCのセクサン・ラトリーが放った強烈なボレーシュートが枠を捉えたが、GK権田修一がスーパーセーブ。1点リードを守り切った神戸が白星発進に成功した。次節は来月14日に行われ、ポートFCはアウェイで柏レイソル(日本)、神戸はホームで全北現代モータース(韓国)と対戦する。

【スコア】
ポートFC 1-2 ヴィッセル神戸

【得点者】
0-1 10分 小松蓮(ヴィッセル神戸)
1-1 45+4分 小松蓮(オウンゴール/ポートFC)
1-2 61分 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)