イングランド代表のトゥヘル監督 [写真]=Getty Images

 イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が、フランス代表との激闘を振り返った。イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 FIFAワールドカップ2026・3位決定戦が18日に行われ、イングランド代表はフランス代表と対戦。前半に4点リードを手にしたが、後半には一時1点差に詰め寄られる事態となりながら、ブカヨ・サカがハットトリックを達成するなど、点の取り合いを制して、6-4で勝利を収めた。

 この結果、初優勝を飾った1966年に次いで、W杯では2番目の最高成績となる3位で大会を終えたイングランド代表。試合後、トゥヘル監督は「素晴らしい前半と、波乱の後半だった」と語りながら、壮絶な乱打戦を次のように振り返った。

「たった1日の違いやスケジュールの差がもたらす影響は明らかだった。ここ数週間で、我々は心身ともに極限まで疲弊していたからね。だからこそ、選手たちが見せたメンタリティには最大限の賛辞と敬意を表したい。あらゆる困難を乗り越えたことは本当に素晴らしいことだ」

「この試合の身体的な負担については懸念していた。フランスのクオリティとスピードは分かっていたし、彼らのスケジュールは我々よりずっと余裕があったからね。彼らの方が負担は少なかったはずだ。彼らは準決勝から中1日多く休養できていたし、移動距離も我々よりはるかに短かった」

「我々は暑さと高地という環境でプレーした。身体面での不安はあった。後半には足の痙攣や疲労が見て取れたが、メンタリティについては全く心配していなかった。以前にも言ったが、このチームは特別なものを築き上げてきた。そして今回、それを改めて証明してくれた」

 優勝を除けば最高の成績を残したものの、60年ぶりの優勝には手が届かなかったイングランド代表にとって強豪国との差を縮めるために必要なことを聞かれたトゥヘル監督は「すべては見ての通りだと思う。我々にはその差を縮める力があるが、彼らには再び差を広げる力もあるということだ」と語りつつ、今後さらに良い結果を残すことへの意気込みも口にしている。

「8年前、彼ら(フランス代表)は王者だった。4年前にも決勝に進出している。わずかな差はあると思うけど、問題ではない。我々はその差を埋めたいと考えている。昨日も言ったけど、今日がその差を埋めるための第一歩だった。我々はそれを成し遂げ、彼らに勝利した。次はネーションズリーグでのスペイン代表戦になる」

「チームがこれほど懸命に戦う姿を見れば、エネルギーが湧いてくる。疲れを感じるのはその後のことだ。明日になれば、また痛みを感じることになるだろう。回復には時間がかかるかもしれないが、全体として見れば、この経験は私からエネルギーを奪う以上に、多くのエネルギーを与えてくれた」

【ハイライト動画】イングランド代表がフランス代表との3位決定戦を制す!