キャリアデザインセンターが運営する「女の転職type」は7月2日、「職場のコミュニケーション」についての調査結果を発表した。調査は2026年5月8日~5月14日、働く女性248名を対象にインターネットで行われた。
6割以上の人が「電話」にストレスを感じる
職場でのコミュニケーションについて、手段別にどの程度ストレス(ハードルの高さ)を感じるかを尋ねたところ、「電話」にストレスを感じる人の割合が最も多く、「とても感じる」25.7%「やや感じる」35.9%をあわせると61.6%がストレスを感じると回答した。
一方で「メール」「チャットツール」は(ストレスを)「あまり感じない」「感じない」と回答した人の割合が約4割で、テキストコミュニケーションにはストレスを感じない人が多い傾向が見て取れた。
ストレスを感じるコミュニケーション手段の1位である「電話」について、年代別で見たところ、「とても感じる」と「やや感じる」を合計した回答率は、20代69.6%、30代64.7%、40代57.7%、50代52.3%となっており、年代が若いほど電話にストレスを感じる傾向があることがわかった。
仕事で「!」が使われていると、どう思う?
仕事のチャットやメールで「!」が使われている場合の印象を尋ねたところ、「親しみや安心感がある」は、20代50.0%、30代33.8%で最も多い回答となった。年代が上がるにつれ減少し、40代は27.5%、50代では30.0%となっている。
一方で40代と50代は「ビジネスの場では不適切だと思う」という回答が、40代31.9%、50代33.3%で、最も多い回答だった。
社内のチャットやメールで、文末が「。」(句点)で終わっている場合の印象を聞いたところ、「丁寧でマナーが良い」が、20代35.3%、40代47.9%、50代60.0%で最も多く、30代は「簡潔で分かりやすい」36.4%が最も多い回答だった。
一方で、「冷たい・距離感を感じる」は、20代29.4%に対して、30代21.8%、40代10.4%、50代5.0%と、年代が上がるにつれて割合が少ない結果となった。
62.9%が勤務時間外の仕事の連絡が「気になる」
勤務時間外に来る仕事の連絡についての対応を尋ねたところ、「緊急度を判断し、重要なら対応する」55.2%が最も多い回答で、「すぐに確認して返信する」16.5%が続いた。
一方で「確認はするが、返信は翌営業日にする」7.7%、「勤務時間外は意図的に連絡を見ない」10.9%を合わせると、18.6%の人が勤務時間外の連絡には対応をしないことがわかった。
勤務時間外の連絡に対する考え方を尋ねたところ、「やや気になってしまう」33.5%が最も多く、「非常に気になってしまう」29.4%と合わせると、62.9%の人が勤務時間外の連絡が気になってしまうと回答した。
「あまり気にならない」6.5%、「全く気にならない」3.2%と回答した人は合計9.7%にとどまり、勤務時間外の連絡を気にしない人は少数派ということが明らかになった。
職場のコミュニケーションで世代間ギャップを感じるのは67.4%
職場のコミュニケーションにおける世代間ギャップを感じるかどうか尋ねたところ、「ややある」45.6%が最も多く、「とてもある」21.8%と合わせると67.4%の人が、職場のコミュニケーションにおいて何らかの世代間ギャップを感じていることがわかった。
職場のコミュニケーション上で感じる世代間ギャップの具体的な内容については、1位「言葉遣い・敬語」39.5%、2位「ハラスメントの基準」37.9%、3位「連絡手段の好み」35.9%が上位を占めた。
コミュニケーションの手段や表現方法による価値観の違いが、世代間ギャップを生んでいる様子がうかがえる。







