2025年12月、chocoZAP初のフランチャイズ(FC)店舗が長野県安曇野市にオープンした。オーナーを務めるのは、本業で医師として働くAさんだ。
AさんはchocoZAPに利用者として通うなかで、その魅力を実感しFC参入を決意。しかし、本業の医師と店舗運営は両立できるのか。はたしてその実態はどのようなものなのか。開業準備から運営の実態、本部のサポート内容まで、chocoZAP FC 1号店オーナーであるAさんに話を聞いた。
利用者として魅力を感じ、医師として感じた課題を解決するためFCに参入
――まず、chocoZAPのFCオーナーになろうと思った理由を教えてください。
1つは、私自身がFCに参入する1年ほど前からchocoZAPを利用していて、とても良いサービスだと感じていたからです。もともと私は運動習慣がある方ではありませんでしたが、chocoZAPはスキマ時間を有効に利用しながら今でも続けられています。自然と、「こういうサービスが地域に増えたらいいな」と思うようになりました。
もう1つは、医師として働くなかで、もっと多くの人の健康づくりに関われる方法はないかと考えていたことです。私はこれまで医師として、多くの患者さんの治療を担当してきました。日々の診療のなかで、高齢の患者さんほど、体力や筋力の低下によって生活の質が大きく左右される課題を感じていました。
手術は無事に終わっても入院中に筋力が落ちてしまい、自宅での生活に戻ることが難しくなるケースもあります。そうした経験から、病気の治療だけではなく、日常のなかで運動習慣を身につける大切さを考えるようになりました。
――その流れで、chocoZAPのFC事業に興味を持たれたのですね?
はい。以前からFC事業全般にも関心があり、比較的早い段階でその情報を知ることができました。医師として働くなかで感じていた課題とも重なり、「ぜひ挑戦してみたい」と思ったのが参入のきっかけです。
――利用者として、chocoZAPのどのような点に魅力を感じていましたか?
やはり1番は気軽さです。着替えや靴の履き替えが不要で、思い立ったらすぐ利用できる。運動を始めるハードルが下がり、短時間でも立ち寄れるところが魅力だと思います。
一般的なフィットネスジムだと、本格的にトレーニングをしている方が多く、初心者には少し敷居が高いと感じることもあります。その点、chocoZAPは運動初心者でも利用しやすい雰囲気があり、「まずは少し体を動かしてみよう」という気軽に始められるところも魅力ですね。その手軽さが、習慣化にもつながりやすいと感じています。
業界未経験でも、本部の手厚いサポートに支えられた
――フィットネス業界は未経験だったと思います。FC参入に不安はありませんでしたか?
もちろん不安はありました。ただ、実は以前から別のFC事業を運営していて、無人店舗型のビジネスにはある程度の経験がありました。そのため「無人運営の事業であれば、本業があっても取り組めるのではないか」という多少の見通しは持っていました。
――開業前に最も不安だったことは何でしょうか?
やはり集客ですね。地方での出店になるため、本当に会員が集まるのかという不安はありました。人口規模は都市部ほど大きくありませんし、立地選びも重要です。
私が出店した場所は、決して最高の立地というわけではありませんでした。ただ、目印になる施設が近くにあり、駐車場も広かったので、「ここならいけるのではないか」という感覚がありました。
――本部からのサポートはいかがでしたか?
非常に手厚かったと思います。担当のスーパーバイザー(SV)の方がついてくださり、疑問点や不安なことを一つひとつ相談しながら進めることができました。
例えば、集客施策についても、「ここにチラシを置いてみてはどうか」「近くの神社にA型看板を設置させてもらうのはどうか」「店舗の正面に暖簾を付けてみてはどうか」など、さまざまなアイデアを提案していただきました。困ったことがあればすぐ相談できる環境があり、フランチャイズならではの安心感があったと思います。
――本部とのやり取りの中で印象に残っていることはありますか?
実は、私から提案した内容を本部に採用していただいたことがあります。
その一つが「お客様ノート」です。私自身、chocoZAPを利用していた頃から、無人店舗ならではのネガティブなレビューがあることが気になっていました。これは店舗側がお客様の声に気づくまでに、タイムラグが生じてしまうことが原因の一つではないかと思ったんです。
そこで店舗内にノートを設置し、気になったことや要望があれば自由に書いていただけるようにしました。その内容に返信を書きながら、迅速に改善する取り組みを行っています。すると本部からも「それは良い取り組みですね」と評価していただき、他店舗でも導入されることになったと聞いております。
本業があっても両立できる運営スタイルと、知名度の高さが強み
――本業と両立しながら、どのように店舗運営を行っているのでしょうか?
主な業務は、集客施策を考えること・清掃・機械トラブルへの対応などです。
チラシ作成やSNS運用などは朝の時間を活用しています。本業が始まる前の1〜2時間でそうした作業を行うことが多いですね。
店舗運営というと多くの時間が必要なイメージを持たれるかもしれませんが、場所を選ばずにできる業務も多いため、本業との両立は十分可能だと感じています。
――清掃はどのように行っているのでしょうか?
私自身が週に1〜2回ほど店舗へ行き、清掃しています。ただ、地域のご縁で知り合ったご夫婦にもご協力いただいており、店舗の清掃をサポートしていただいている状況です。
――FCオーナーになってみて感じる、chocoZAPの強みを教えてください。
オーナーとして感じるchocoZAPの大きな強みは、やはり知名度の高さです。認知度が非常に高いため、集客面では大きなアドバンテージがあると感じています。さらに、運動習慣のない方々を主なターゲットとしているため、未開拓の市場としても大きな可能性があるのではないでしょうか。
「この街の幸福度を1%上げる」――地域に根差した店舗を目指して
――実際に開業してみて、現在の手応えはいかがでしょうか?
順調だと思います。もちろん自分の中ではもっと高い目標を持っていますので、まだまだこれからという気持ちもあります。
また、地域の方々に関心を持っていただき、直接「ありがとう」と感謝の言葉をかけていただくことが大きな励みになっています。
――今後の目標や展望を教えてください。
まずは、これからも皆さまに気持ちよく利用していただける店舗づくりを心掛けていきたいです。清掃や設備管理といった基本的な部分を大切にしながら、満足度日本一のchocoZAP店舗を目指したいですね。
さらに「綺麗と元気の習慣スポット」として、「この街の幸福度を1%上げる」というビジョンを実現していきたいと思っています。
私自身も運動習慣を持ったことで、体だけでなく気持ちの面でも良い変化を感じました。運動は健康維持だけでなく、前向きな気持ちにもつながることが医学的に証明されています。そうした小さな変化の積み重ねが、地域全体の活力や幸福度の向上につながっていけばうれしいです。
――最後に、chocoZAPのFC事業に興味を持っている方へ、FC 1号店オーナーとしてメッセージをお願いします。
私自身、医師として働きながら運営していますが、無人運営を前提とした仕組みが整っているため十分両立できています。また、本部のSVの方々も手厚くサポートしてくださるので、業界やフランチャイズ未経験の方でも安心して挑戦しやすいと思います。
chocoZAPは知名度も高く、地域の方々に利用していただきやすい点も大きな強みです。収益性は地域によって異なると思いますが、それ以上に地域に貢献できている実感があります。
「自分の地域をもっと元気にしたい」「地域のために貢献したい」と考えている方にとっては、とてもやりがいのある事業ではないでしょうか。興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてほしいですね。



