再選が決定したフロレンティーノ・ペレス会長[写真]=Getty Images

 レアル・マドリードの会長選挙が7日に行われ、フロレンティーノ・ペレス会長が再選した。スペインメディア『マルカ』が伝えている。

 今回の会長選には再選を目指すペレス会長と、唯一の立候補者となった37歳の実業家であるエンリケ・リケルメ氏の一騎打ちとなっていた。

 『マルカ』など複数現地メディアの出口調査によれば、ペレス会長はバルベデスで行われた会長選において約3分の2の得票数を集め、若き候補者を破って再選を決めたという。

 これにより、ペレス会長は会長選前に公約として掲げていたジョゼ・モウリーニョ氏の新監督招へいに加え、リヴァプールを退団するフランス代表DFイブライマ・コナテ、インテルのオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースの2選手の獲得。コモのアルゼンチン代表MFニコラス・パスの買い戻しのオペレーションを完了させる構えだ。

 また、1億5000万ユーロ(約277億円)でのオファー掲示を宣言しているバイエルンのフランス代表FWミカエル・オリーズとみられる目玉補強に関しても、今後その動きが本格化していくことになるようだ。

 現在79歳のペレス会長は2000年にレアル・マドリードの会長選に2度目の出馬。見事に初当選し、毎シーズン世界的なスターを獲得し“銀河系軍団”を形成。しかし、2006年には2シーズン連続の無冠の責任を取る形で辞任。その後、2009年に再び会長選に立候補し、以降はここまで長期政権を築いてきた。

 この間にチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を含め、5度のラ・リーガ制覇、6度のCL制覇、5度のFIFAクラブワールドカップ制覇などエル・ブランコに多くのタイトルをもたらしてきた。

 昨年に行われた会長選では対立候補がおらず、2029年までの任期での再選が決定していたが、今シーズンの無冠に加え、クラブ内部の内紛騒動と近年稀に見る混乱に見舞われるなか、「私は選挙管理委員会に対し、現役員による役員選挙の手続きを開始するよう要請した」と、先月13日に会長選の実施を宣言していた。