![今年1月より、田中はデュッセルドルフでプレー [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
デュッセルドルフに所属する日本代表MF田中聡のシャルケ移籍が決定的となったようだ。7日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。
今年1月にサンフレッチェ広島からデュッセルドルフに加わった田中については、以前より同メディア等を通してシャルケからの関心が明るみに出ており、シャルケを率いるミロン・ムスリッチ監督がシーズン終盤に田中の視察に訪れたことも伝えられていた。今回の報道によると、移籍は間近に迫っているという。
田中の所属するデュッセルドルフが3.リーガ(ドイツ3部リーグ)降格となったことを受けて、田中の契約解除金は、当初設定されていた1000万ユーロ(約18億円)から100万ユーロ(約1億8000万円)まで減額となったようだ。この状況を受けて、シャルケは6日、デュッセルドルフに対して契約解除条項を行使する意思を通達したと報じられた。
現時点で、詳細事項の詰めは残されているものの、田中自身もシャルケ入りを決断しており、移籍は大筋合意に至っている模様。メディカルチェックと契約締結は、近日中に行われる見込みだ。
田中は2002年8月13日生まれの現在23歳。湘南ベルマーレの育成組織出身で、U-18在籍時の2020シーズンにトップチームデビューを飾った。翌年より正式にトップチームへ昇格すると、ルーキーイヤーながらJ1リーグ通算36試合出場2ゴールを記録するなど、不動の主力として活躍。翌年夏にはコルトレイクへ期限付き移籍し、海外挑戦を果たしたが、公式戦16試合の出場にとどまり、翌年夏には湘南へ復帰していた。2025年夏にはサンフレッチェ広島へ完全移籍。2025明治安田J1リーグでは28試合に出場して1得点を挙げ、シーズン終了後にはデュッセルドルフへの完全移籍を決断。再び海を渡った。
2025-26シーズン、田中個人としては2.ブンデスリーガ(ドイツ2部リーグ)で13試合のピッチに立つなど、ケガに見舞われた期間を除くと主力として躍動したものの、デュッセルドルフは苦戦を強いられた。最終的には2.ブンデスリーガを17位で終え、18年ぶりとなる3部降格の憂き目を見ていた。
田中の新天地として報じられるシャルケは、1904年創設の古豪。近年は2部に身を置く時間も長かったが、2025-26シーズンの2.ブンデスリーガでは優勝を成し遂げ、4シーズンぶりのブンデスリーガ復帰を決めている。かつては元日本代表DF内田篤人氏、同代表DF板倉滉(現:アヤックス)、同代表DF吉田麻也(現:ロサンゼルス・ギャラクシー)、同FW上月壮一郎が在籍しており、日本人にも馴染み深いクラブ。田中の加入が実現すれば、クラブ史上5人目の日本人選手となる。