ビジネスパーソンが"今読むべき本"を厳選し、要約してそのエッセンスを伝える「flier(フライヤー)」。最新のトレンドを学んだり、読みたい本を見つけたりするためのツールとして、累計131万人のユーザーに活用されています。

この記事では、flierを利用する意識の高いビジネスパーソンの中でも特に、20代~30のユーザーが今、リアルに読んでいる本とその傾向を紹介します。同世代のビジネスパーソンは今、どんな本を読んでいるのでしょうか? なぜその本が選ばれたのでしょうか? 気になった本があれば、ぜひチェックしてみてくださいね!

病気じゃないけど"うつっぽい"。人気精神科医がお悩みに回答!

5月の1位は『うつ未満。』(精神科医Tomy、秀和システム新社)でした。

  • 『うつ未満。』(精神科医Tomy、秀和システム新社)

    『うつ未満。』(精神科医Tomy、秀和システム新社)

うつ病と診断されたわけではないけれど、なんだか気持ちが重く、やる気が出ない……。本書ではそんな状態を「うつ未満」と名付け、SNSフォロワー39万人超の精神科医Tomy氏が、さまざまな悩みに答えてくれる一冊です。

たとえば、「憧れの業界に転職したものの、想像していた仕事内容とは違い、やりがいが感じられない」という悩みに対し、Tomy先生は「仕事に期待しすぎていない?」と問いかけます。新しい仕事に憧れや期待を持つのは悪いことではありませんが、期待が大きすぎると、そのギャップに苦しむことになるでしょう。

そもそも華やかに見える仕事も、中身は意外と地味なものです。期待という眼鏡を外して現実を見たとき、それでも悪くないと思えるなら合格なのではないでしょうか。

医療機関を受診するほどではないけれど、モヤモヤや憂うつな気分を抱えている人におすすめです。

『パルプ・フィクション』の奇想天外なアイデアは、〇〇から生まれた

2位は『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』(許成準、三笠書房)でした。

  • 『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』(許成準、三笠書房)

    『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』(許成準、三笠書房)

「天才」と聞くと、生まれながらにして卓越した才能を持つ人を思い浮かべます。しかし実際には、その影響のうち遺伝が占める割合は60%程度なのだそうです。本書は、残り40%を占める後天的な要素、とくに天才たちの「習慣」に着目した一冊です。

『パルプ・フィクション』『キル・ビル』などのヒット作を制作した映画監督クエンティン・タランティーノは、何でも「メモする」習慣を持っているそうです。友人の何気ない一言から偶然耳にしたジョークまで、とにかく何でも書き留める。その蓄積がアイデアとなり、奇想天外な作品の土台をつくったのだとか。

また、よく知られているように、Microsoft創業者のビル・ゲイツは毎年必ず1週間、読書だけのための休暇を取っています。ゲイツの先見性や経営力は、膨大な読書によって培われたとも言われています。

小さな行動も、積み重なれば大きな結果として返ってきます。天才たちの習慣を、本書からハックしてみてはいかがでしょうか。

1回2分のトレーニングで、超・脂肪燃焼!

3位は『体力おばけへの道 超ハードモード編』(澤木一貴、國本充洋 (監修)、KADOKAWA)でした。

  • 『体力おばけへの道 超ハードモード編』(澤木一貴、國本充洋 (監修)、KADOKAWA)

    『体力おばけへの道 超ハードモード編』(澤木一貴、國本充洋 (監修)、KADOKAWA)

運動は苦手だけど「体力づくり、しないとなぁ」としぶしぶ思っている人や、何度かワークアウトに挑戦したものの、「結局続かなかった」「効果が感じられなかった」という人におすすめの一冊。本書によると、体力づくりに必要なのは、運動経験の有無や強い意志ではなく、「体の仕組みを知ること」なのだそうです。

そもそも「体脂肪」とはエネルギーの備蓄であり、あること自体が問題なのではありません。しかし、使われずに残ったままになると、健康に支障をきたすことも。脂肪を落とすためには、体を「脂肪を使うモード」にすることが必要です。

そこで本書が紹介するトレーニングが「超HIIT」。高強度インターバルトレーニングである「HIIT」をベースに、運動生理学の研究やトレーナー団体が整理した理論などを統合し、日常で再現しやすい形にアレンジしたものです。

「超HIIT」は3種類のエクササイズで構成され、1セット2分から取り組めます。これを1ヵ月続けると、着実な体の変化を感じられるそうです。気になる方は本書を手に取り、やり方を確認してみてはいかがでしょうか。

話題の書から、ビジネスと人生のヒントを得よう

今月のランキングは、メンタル改善やフィジカル、思考力の向上に関する本が多く読まれる結果となりました。本の要約サービスflierには、他にも、ビジネススキルを磨きたいときや自分とじっくり向き合いたいときに役立つ書籍が多くそろっています。

5月のランキングでは、『聞き出せる人が、うまくいく。』(荒木俊哉、祥伝社)、『この1冊でしっかりわかる Geminiの教科書』(佐倉井理冴、SBクリエイティブ)、『悪魔の習慣を断ち切れ』(ナポレオン・ヒル、児島修(訳)、アチーブメント出版)、『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ、白根美保子(訳)、筑摩書房)などがベスト10にランクインしました。

来月はどのような本が注目を集めるのか、楽しみにしていただければ幸いです。