LASSICは5月21日、「仕事選びで重視する条件と退職・転職を考える理由に関する調査」の結果を発表した。調査は2月25日〜27日、リモートワーク経験のある20歳〜65歳のワーキングパーソンを対象にインターネットで行われ、1,005名の有効回答を得た。

  • 転職や仕事選びの際に重視する条件×出社形態グループ

    転職や仕事選びの際に重視する条件×出社形態グループ

はじめに、転職や仕事選びの際に重視する条件を複数提示し、調査対象者に当てはまるものを全て選んでもらったところ、「給与・賞与の水準」(67.8%)が断トツ1位に。次点は「勤務地・通勤時間」で54.7%。次いで「職場の人間関係・雰囲気」(42.2%)、「リモートワークの可否・頻度」(38.4%)が上位に。

この結果を出社形態別にみると、「リモートワークの可否・頻度」の重視率に大きな差があることが判明。フルリモート勤務者で56.6%、ハイブリッド勤務者で48.0%、フル出社者で20.7%と、フルリモート勤務者の重視率はフル出社者の約2.7倍となっている。

  • 転職や仕事選びの際に重視する条件×男女別

    転職や仕事選びの際に重視する条件×男女別

男女差が最も大きかったのは、「育児・介護との両立支援」(女性19.5%、男性8.3%)で、その差は11.2ポイント。次いで「職場の人間関係・雰囲気」(女性47.9%、男性37.0%)が10.9ポイント差、「勤務地・通勤時間」(女性58.6%、男性51.2%)で7.4ポイントの差が。一方、「給与・賞与の水準」(1.1ポイント差)や「リモートワークの可否・頻度」(1.0ポイント差)では、男女差はほぼ確認できなかった。

年代別にみると、「給与・賞与の水準」における重視率は50代(75.7%)がピークであることが明らかに。20代(61.4%)、30代(63.9%)、40代(68.3%)、50代(75.7%)と年代が上がるほど上昇し、60代(64.2%)で低下する。一方、「リモートワークの可否・頻度」の重視率は若年層で高い傾向となり、20代(43.5%)と60代(29.5%)では14.0ポイントの差が見られた。さらに、「副業・兼業の許可」の重視率は、20代15.2%、30代11.2%、40代10.0%、50代7.4%、60代6.3%となっており、年代が上がるほど重視率が低下する傾向が確認できた。

  • 退職や転職を考える理由

    退職や転職を考える理由

次に、退職や転職を考える理由を尋ねたところ、「給与・待遇への不満」が53.2%で最も高く、次いで「人間関係の問題」(42.6%)、「仕事内容への不満」(32.9%)、「会社の将来性への不安」(27.1%)が上位に。「退職・転職を考えることはない」を選んだ回答者は14.0%だった。