ファインは、全国の20〜50代の男女402人を対象に「梅雨時期の熱中症対策と水分補給」に関する意識調査を実施した。
その結果、梅雨時期でも熱中症対策の必要性を感じている人は約8割にのぼる一方で、実際の対策行動には課題があることが明らかになった。
調査によると、「梅雨時期でも熱中症に注意が必要だと思う」と回答した人は75.9%に達した。一方で、熱中症になりやすい場面として最も多く挙がったのは「真夏の強い日差しの中で屋外にいるとき」(48.3%)であり、生活者が思い浮かべる熱中症のイメージは依然として“夏場の屋外環境”に偏っている実態が浮かび上がった。
実際の暑さ対策としては、「水分補給をする」と回答した人が約6割(59.7%)で最多となった。しかし、水分補給のタイミングについては「のどが渇いた時」が最も多く、対策が後手になりやすい傾向がみられた。
水分補給時に意識している点としては、「こまめに飲むこと」が最多だった一方で、「のどが渇く前に飲むこと」や「塩分・ミネラルも補給すること」はいずれも約3割にとどまった。水分補給の重要性は認識されているものの、タイミングや内容については十分な理解が進んでいないことがうかがえる。
また、同調査では、梅雨時期における熱中症は、真夏ほど強い暑さとして自覚されにくい一方で、身体には負担がかかりやすい「梅雨型熱中症」のリスクがあることも指摘されている。環境省の資料でも、湿度が高い環境では汗が蒸発しにくく、軽度の脱水状態ではのどの渇きを感じにくいことから、のどが渇く前からの水分補給が重要とされている。
今回の結果から、梅雨時期の熱中症対策では単に水分を摂るだけでなく、タイミングや補給内容まで意識した行動が求められることが示された。




