芝浦工業大学は、大宮キャンパスが所在するさいたま市と、地域課題への迅速な対応および地域社会の発展を目指した包括連携協定を締結した。
大学が持つ専門的な知見を市というフィールドで活用することで、活力ある個性豊かな地域形成と学術の振興を図る。
同協定による連携分野は、産業・経済の振興や雇用の創出をはじめ、スポーツ・文化芸術、健康福祉、防災・安全、まちづくり、教育・子育て、ゼロカーボン、観光、農業など多岐にわたる。両者は、これらの項目において相互に協力し、市民生活の向上と地域経済の活性化に取り組む。
同学と市はこれまでも、イノベーション創出や災害時の避難場所利用、SDGsの推進など、個別の分野で緊密な協力関係を築いてきた。実績としては、eスポーツが心身に与える影響の共同研究や、女子サッカー選手に向けた怪我予防の研究などが挙げられる。
今回の包括協定締結により、従来の枠組みをさらに拡大させる。4月に新設された「スポーツ工学コース」によるスポーツテック実証事業の推進や、「地域健康増進センター」と市の施策との連携、さらにものづくり支援や教育支援などを展開していく。創発棟の建設を含むキャンパス再整備とあわせ、地域に開かれた大学として、さいたま市との連携を多角的かつ幅広く展開していく方針とのこと。
