![[写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
FIFAワールドカップ2026の開幕が迫るなか、スコットランド代表のサポーターグループによる“交通費節約術”が注目を集めている。イギリスメディア『BBC』が報じている。
アメリカを筆頭とする3カ国での共催となるFIFAワールドカップ2026。しかし開幕を約1カ月半後に控えるなかで、中東情勢によるイラン代表の大会出場を巡った問題が注目を集めるのと同時に、アメリカの交通会社が大会期間中に運賃を大幅に引き上げることが報じられ、現地主催者やFIFAに批判が殺到していた。
そんななかで、スコットランド代表のサポーターグループは、スタジアムまでの交通手段として、「スクールバスをチャーターする」という斬新なアイデアを閃いたようだ。イギリスメディア『BBC』によると、スコットランド代表はフォックスボロー(ボストン近郊の街)で大会初戦を迎えるのだが、ボストンからスタジアムまでの交通費が、電車で80ドル(約1万3000円)、バスで90ドル(約1万4000円)とのこと。これは、通常の3倍にあたる値段なのだという。そこで、ある種の“ライフハック”として、スクールバスを手配するに至ったと伝えている。
数百人規模のスコットランド代表サポーターグループは、フォックスボローに近いロードアイランド州プロビデンスに拠点を置き、1人あたり38ドル(約6000円)の費用でチャーターした、計20台のスクールバスでスタジアムに向かう手段を確保した。さらに、地元警察に護送隊への協力を依頼することさえも取り付けたのだ。
渡米するファンたちの交通費を節約するべく尽力した、同サポーターグループのデイヴィ・フッド氏は、「『スクールバスはどうだろう?』というアイデアを思いついたんだ。学校が休みなら、バスも使われていないだろうと思ってね。数社に連絡を取ったところ、我々の予算に合った価格を提示してくれたよ」と告白。しかしながら、スクールバスが故の懸念点があるようで…「そう、足元のスペースだね。僕は小柄だから大丈夫だけど、身長が173cmを超える人は、足が痛くなるかもしれないよ!(笑)」とコメントしている。
7大会ぶりに出場するスコットランド代表はグループCに入り、ハイチ代表、モロッコ代表、そしてブラジル代表と対戦する。交通費を抑えることに成功したことで、数百人規模を維持したまま乗り込んでくるであろうサポーターグループの後押しは、心強いものになるに違いない。