「僕は正直……」ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート・ペアで金メダルを獲得した“りくりゅう”ペアの木原龍一が引退会見で語ったのは、“オリンピック”という舞台について。会見冒頭から涙を見せた木原にとっての“オリンピック”とは――。
会見冒頭から涙する木原龍一を、三浦璃来が笑顔でフォロー「泣かないで」
ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート・ペアで金メダルを獲得した“りくりゅう”こと三浦璃来・木原龍一が28日、都内で引退会見を開催した。
冒頭、三浦が「みなさま、このたびは、私たち三浦璃来・木原龍一組の……」と語り出すと、隣に座る木原は涙。三浦は「泣かないで」と笑いながら声をかけ、「引退会見に起こしいただき、誠にありがとうございます。私たちは結成当初からたくさんの方に支えていただき、これまで走り抜けることができました」と感謝の思いを語った。
続けてマイクを握った木原も、「本日はお集まりいただき、本当にありがとうございます」と切り出し、これまで自分たちを支えてくれたファンや家族、友人、コーチらへの感謝の気持ちを吐露。そして、「僕自身、何か特別な力を持っているスケーターではなかったと思うんですけど、何か困ったときには、いつも助けてくださる方々が周りにいっぱいいました」と振り返ると、「その方々のおかげで自分たちはここまで来ることができました。本当にありがとうございました」と声を震わせながら語った。
また、報道陣から、オリンピックの舞台をワンフレーズで表現するなら? と聞かれると、三浦は「一番最初に出たオリンピックで、一番大きな試合なのですごく緊張していたけど、木原さんからの『オリンピックも普通の試合と変わらないんだよ、採点が変わるわけでもないし、出場している選手が変わるわけではない。普段通りの練習と同じように臨めばいいんだよ』という言葉に救われて。一度目のオリンピックでも自分たちらしい演技をすることができたかなと思います」と回答。木原は、「僕は正直“涙”かなと思います」と答え、「思い出してみると北京もそうでしたし、今回のミラノもそうでしたし、必ず泣いていたのかなと思います」と涙をみせながら語っていた。
三浦、木原はミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート・ペアで、日本代表としては初の金メダルを獲得。今月17日に、SNSを通じて連名で今シーズンでの現役引退を発表した。



