リヴァプール戦でゴールを決めた(左)ムニョス [写真]=Getty Images

 クリスタル・パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督が、リヴァプール戦でわざと失点する可能性があったことを明かした。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第34節が25日に行われ、クリスタル・パレスはリヴァプールと対戦。日本代表MF鎌田大地がフル出場した一戦は、35分にアレクサンデル・イサクに先制点を許すと、40分にはアンドリュー・ロバートソンに追加点を決められた。その後、71分にダニエル・ムニョスが1点を返したが、90+6分にフロリアン・ヴィルツにダメ押しゴールを奪われ、1-3で敗れた。

 この試合ではムニョスがゴールを決めた場面が話題となっており、同場面の前にはイスマイラ・サールのシュートを防いだGKフレディ・ウッドマンが、負傷したことを訴えていたなか、アンドリュー・マドレイ主審はプレーを続行したため、そのこぼれ球を拾ったムニョスが頭上を越すループシュートを決めていた。

 GKウッドマンは治療を受けた後、プレーを続行してフル出場したものの、ムニョスのこのプレーにリヴァプールの本拠地『アンフィールド』のサポーターは納得せず。ボールを持つたびにブーイングが浴びせられたほか、スローインをする際には観客からボールを投げつけられ、「イカサマ野郎」と罵られるなど、大きな批判を浴びていた。

 試合後、このことについて聞かれたグラスナー監督は「第4審判とアルネ・スロット監督、(フィルジル・)ファン・ダイクと(どうすべきか)話し合いをした。映像も確認した」と語りつつ、得点を決めたムニョスを擁護しながら、GKウッドマンが負傷交代となっていたら、リヴァプールに1点を与えていた可能性があったことを明かした。

「GKは立ち上がった。もし立ち上がらずに交代させられていたら、間違いなく彼らは私たちのゴールに決めていただろう。そうなっていたら、深刻なケガだっただろうからね」

「ボールはダニエル・ムニョスにわたり、GKは腕を上げた。彼は見ていなかったか、ほとんど同じ瞬間だったと思う。主審は深刻なケガだと判断すれば試合を止めなければならないが、GKが試合を止めようとしたんだ」

「主審に試合を止めるよう要求することは、将来的に非常に危険なことになりかねない。状況はそれほど明確ではなかったけど、最終的には正しい判断だったと思う」

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